これまで住んだ国のうち、「島国」はトンガ、フィジー、インドネシアの3ヶ国。どの国でも海釣りを楽しみました。普段の食事も自然と魚が多かったように思います。
レストランのメニューにも魚は普通にありましたし、ツナ缶やサバ缶も種類豊富でひとつ100円くらいと安かったのでよく食べていました。
一方、これまで住んだ国のうち、「準内陸国」はヨルダン、「内陸国」はエチオピア、そして「二重内陸国」が、現在住んでいるウズベキスタンです。
世界に内陸国は48ヶ国あり、国をふたつまたがないと海に出られない二重内陸国は、わずか2ヶ国です (もうひとつはリヒテンシュタイン)。
エチオピアの食事はお肉が多かったですが、意外と淡水魚 (テラピア) なら食べようと思えばすぐ食べられました。海の魚はさすがに限られていましたが。
そしてここウズベキスタン。やはり食事はお肉に偏りがち。3ヶ月で食べた魚はトルコ風サバサンド、ヌクスの養殖魚 (淡水魚) のフライ、ドナー会議のランチで食べたサーモングリルくらいです。
なんといってもショックだったのは、スーパーマーケットに安いツナ缶がないこと。あるにはありますが、1缶400円とか気持ち的に手が出ません。
代わりに、缶詰コーナーにずらりと並んでいるのが、肉類の缶詰、そしてプロフの缶詰。さすが二重内陸国だなと、変に感心してしまいました。(アラル海が干上がる前は漁業が盛んだったそうですが)
最近、あらためて魚を食べたい欲求がつのってきたので、スーパー (カルジンカ) の棚をまじまじ見てみたところ、サバ缶が山積みになっているのを見つけました。
白い缶が16,000スム/200円、青い缶が安売りで14,000スム/170円。まずは青い缶 (トマトソース漬け) をいただきました。しかしトマトソースの缶がなぜ青いのか・・・。
パスタソース (アラビアータ) にも少し缶詰のソースを混ぜましたが、なかなか美味しかったです。パスタもサバも、ピリ辛で。
ウズベキスタン料理って唐辛子や胡椒をあまり使わないのかな。辛い料理が思い当たりません。そんなこともあって、すこぶる美味しくいただきました。
色が赤✕赤で見た目いまいちですね。イタリアンパセリか何か緑を散らせばよかった。値段はこのくらいなら許容範囲です。量も多いし。今後は定期的にサバ缶を食べていこう。
【追記】白い缶も食べました。やわらかい食べ心地とほどよい塩味で、これは美味しかったです。和風 (麺つゆ) パスタにぴったりでした。
ちなみにフィジーではツナ缶の食べくらべ (⇒コチラ)、タイでもツナ缶のレポートをしました (⇒コチラ)。あとは「サバなのかイワシなのか」みたいな写真投稿も。