A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

久方ぶりのサバサンド

中央アジアは、18世紀から19世紀にかけては「トルキスタン」と呼ばれていました。テュルク系民族が居住しており、近代になって東トルキスタンは新疆ウイグル自治区に、西トルキスタンはカザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、そしてウズベキスタンとなりました。

同じテュルク語族であるトルコとは文化的にも近いものがあるそうで、昔から地域間で往来があったのでしょう、そのため、タシケントにもトルコ料理屋があちこちにあります。

その昔、若かりし頃に行ったイスタンブールで食べた数々のトルコ料理は今でもたまに思い出しますが、中でもガラタブリッジのたもとで食べた「サバサンド」は格別の美味しさでした。

そんなサバサンドを出してくれるお店が、偶然にも職場の近くにありました。「フィッシュアンドブレッド」というファストフードレストランです。これは行かねばと、初出勤からそれほど日を置かずして足を運び、久方ぶりのサバサンドにご対面したのでした。

昔食べたものより、少しだけおしゃれになったサバサンドの味は、やはり最高でした。ウズベキスタンに来て肉続きだったこともあり、焼きサバは殊の外美味しかったです。またちょくちょく食べに行こう。1個40,000スム (460円) はウズベク料理にくらべたら少し高いですが、その価値あり。

下の写真は当時のイスタンブールのサバサンド。パンに焼きサバをはさんだだけで、野菜は入っていなかったと思います。でもそれが、すこぶる美味しかったんですよね。(過去記事 "トルコ旅行記" はコチラ)