ウズベキスタンは、自身初めてのロシア語圏の国。昔ほど「西側・東側」の断絶はなくなったというものの、西側経済圏には普通にあるものがここにはなく、初めて見た・知ったというものがたくさんあります。
ハンバーガーでいえば、ウズベキスタンにはマクドナルドもバーガーキングもありません。バンコクには当然のようにあったモスバーガーも、もちろんあるわけがありません。あ、なぜかウェンディーズはあります。
これらに相当する、ウズベキスタンのローカルファストフードチェーン店といえば、その筆頭が「EVOS」。タシケントに30以上、ウズベキスタン全土で70近い店舗がある一大チェーン店です。読み方はエボスかな、イーボスかな。こんど聞いてみよう。
今回買ったのはラバシュ (26,000スム/305円)、シャウルマ (25,000スム/293円)、チーズバーガー (23,000スム/270円)。ラバシュがいわゆる中東のシャワルマっぽいやつで、シャウルマはお肉をバンズではさんだサンドイッチです。
テイクアウトの紙袋を受け取るとき、なんとなくハンバーガー3つくらいの重さをイメージして持ったのですが、予想外にズッシリ重くて一瞬あせりました。こうして買ってきたものが下の3つ。
予想していたよりひとつずつが大きかったです。これはうれしい誤算。ハンバーガーも見た目ちゃんとしているし、シャウルマはトマトとキュウリも入っていて作りたてという感じがいいですね。
まずはラバシュから。お肉もソースも美味しいです。薄いパン (これがラバシュ) と絶妙にマッチ。しかし半分食べたところで、これはラバシュだけでお腹がいっぱいになりそうだと心配になり、一旦置いてチーズバーガーにかぶりつきました。
チーズバーガーのパティは混ぜものが多いのか、ちょっと練り物系を連想させる味と食感。こう言うと悪い意味に聞こえますが、逆にビーフの変なクセがなく、バンズ含め、とても軽やかな味わいでした。きっと子供にも食べやすいと思います。
とここで、バーガー1個とラバシュ半個でお腹がいっぱいに。残りは冷蔵庫にしまって、夕方いただきました。シャウルマ (レンジでチン) はバンズがしっかりしていて、肉の旨味とうまくマッチしていました。ソースも中東のシャワルマを思い起こさせる味。
これら3つとも、本来は1個で十分な1食になると思います (+ポテトとお茶で完璧)。下の写真は "Oqtepa Lavash" で食べたラバシュ (セット)。こうやって見るとやはりEVOSのラバシュの方がOqtepaより大きいような気がするな。
EVOSがあればファストフード欲はまあまあ満たされそう。他にもメニューがあるし、そちらもこんど食べてみよう。