A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

熱々!フライドチキン@アミーゴ

先日ウズベキスタンで初めて行ったKFC (⇒コチラ)。もともとあまり好きではなかったKFCのオリジナル味が意外に美味しかったので、もしかしたらウズベキスタンはフライドチキンが全体的に美味しいのではなかろうかと、そう思って他にもどこか良さげなチキン屋はないかと探してみたところ、マリカショップの向かいにある「アミーゴ (Amigo)」というメキシコ料理屋がなんだか良さそうだなと。(*Map)

メキシカンメニューあれこれ。

自分の目当てはこちら、フライドチキン。"Menu from Mexico" とありますが、そうなの? (※調べたら中南米はフライドチキンをよく食べるそうです)

最初に頼んだのは「KFC」というメニュー (KFC=ケンタッキーフライドチキン⇒フライドチキンの同義語)。手羽5ピース (手羽先3+手羽元2)、35,000スム/430円 (+10%税)。

最初は手で持つのも大変なほど、揚げたて熱々でした。きっと注文を受けてから揚げているのでしょう。お客さんぜんぜんいなかったし。

お肉の味付けはシンプルに塩と少々のスパイス感 (赤っぽかったからパプリカ?)。ザクザクした食感の衣も塩気は少なく、小麦粉の味が感じられました。

プルプル・ジューシーな鶏肉の旨味と、風味豊かな脂の旨味がダイレクトに口中に広がります。シンプルに美味しい。それにしても骨が熱い・・・。

鶏肉は濃い味付けをしなくても、これで十分じゃないかと思える、納得の美味しさでした。

手羽が美味しかったので、数日後にまた再訪。今度は鶏むね肉のフライ。8ピースくらい盛られていて、40,000スム/490円 (+10%税)。

これまた揚げたてで、もちろん熱々、そしてシットリ・ジューシーでした。パサパサになりがちな鶏むね肉ですが、火の加減でこんなにも美味しくなるんですね。

味付けはこちらも塩と少々のハーブ。それだけで本当に美味しかったです。しかし量が多く少し飽きてきたので、後半は味変でソースをつけながらいただきました。

白いソースはマヨネーズにも見えますが、これ、ヨーグルト+スパイス (黒胡椒+α?) でした。とてもウズベキスタン (中央アジア) ぽいですが、これもメキシコ流なんでしょうか。

さらに数日後、「セサミチキン」がどうにも気になって、もう一度お店へ。生姜の効いた甘しょっぱいタレがたっぷりからんだ鶏むね肉のフライ、40,000スム/490円 (+10%税)。

こちらはある程度作り置きしているのか、揚げたて・作りたての湯気・熱気はありませんでした。でもこれ、たぶん冷えても美味しいんじゃないかと思います。

甘辛ダレを久しぶりに味わいました。もちろんウズベキスタンでは初めて。極東アジアの味がしますね。嬉しかったです。

ただまあ、ここまで味が濃いと、鶏肉の味云々ではなくなってしまう部分もあるので、純粋に鶏肉の味を楽しみたいなら、やはり上の2つがいいかもしれません。

味が濃いのでパンと一緒にいただきました。でもこの味だと白いご飯の方がぜったいに合うと思います。こんどテイクアウトして家でやってみよう。

タコスも1回頼みました。25,000スム/310円 (+10%税)。上に盛られたレタスの千切りと肉そぼろは、ふんわり載っていたため、ひと口かじった時点で半分ボトッとこぼれて落ちました。味は良かったですけどね、でもちょっと食べづらかった。

お店の情報が乏しく、Googleマップにもほとんどレビューがないのですが、とくにフライドチキン目当てなら、かなりおすすめです。やはりシンプルが一番。