A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ウズベキスタンのケーエフシー

今まで住んだ国でもそうだったような気がしますが、フライドチキンのことを「ケーエフシー (KFC)」と言う人・地域は多いと思います。ケンタッキーフライドチキンは、日本ではケンタッキー呼びですが、海外ではやはり「ケーエフシー」です。

現在、ここタシケントにも20店舗ほどKFCがありますが、初めて店舗ができたのは意外と遅く、2018年のこと。この地域ではベラルーシ、アゼルバイジャン、アルメニア、カザフスタン、キルギス、ウクライナ、グルジアに続いて8番目です。

おそらく、KFCがない頃から、ウズベキスタンではフライドチキンを半分憧れ、半分便乗で、ケーエフシー呼びしていたのかなと想像します。

なぜかというと、レストランのメニューに時々「KFC (ケーエフシー)」とまるでそのままの名前で載っているからです。写真はどう見てもフライドチキン。実はまだ頼んだことはないのですが、まあ頼んだとて・・・という感じです。どうせフライドチキンだろうし。

ウズベキスタンではもともと鶏肉はそれほどポピュラーなお肉ではありません。圧倒的人気は羊肉と牛肉、だいぶ差は開きますが、次いで馬肉 (とくにカジー)。鶏肉がメニューにないレストランもよくあります。フラドチキンのKFC呼びは、チキン普及のために一役買っているのかなとも思ったり。

最近、クシベギ通り (Kushbegi St.) という空港に近いあたりを歩いていた時、「KEFSI」という店舗の看板を見つけて驚きました。看板商品はどう見てもフラドチキン。これ、間違いなく読み方は「ケーエフシー (K-EF-SI)」でしょう。

こういうの、嫌いじゃないです。もしかしたら、買って食べてみたら抜群に美味しい可能性も。まあしかし、この日は写真を撮るだけ撮って、その場を後にしました。KFCとKEFSI、自分はどちらを先に食べるかな。。

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ちなみにこれ (↓)、バンコクで見たガイトート (フライドチキン) 屋さん。フライドチキンの写真ならなんでもと発注したらKFCの写真を使ってバナーを作られてしまったのか、あるいはあえて狙ってか、はたまたKFCの広告として出してあげているのか、ナゾでした。。