タシケントの地下鉄ボドムゾール駅の東側エリア、大きな幹線道路「リトルリングロード」沿いには、「カジー」と「ノリン」のお店がたくさんあります。
カジー (Qazi) は馬肉の腸詰めで、「腸詰めならソーセージ?」と思うかもしれませんが、肉を挽かずにそのまま詰めているので、出来上がりはハムのような見映えになります。
細かく刻んだカジーを細切り麺に混ぜ込む、タシケントの郷土料理がノリン (Norin)。なので「カジー屋の近くにノリンあり」は当然なのかもしれません。
訪れたのは「カジーセンター (Qazi Markazi) *Map」。「カジー屋」のつもりで行ったところ、もっといろいろな商品が並ぶ、気の利いた精肉店といったお店でした。
道路の反対側から観たカジーセンター。
カジーもありますが牛肉・羊肉・鶏肉・タンなど扱うお肉は多彩。どれも個包装されていますが生肉なのかな。冷凍庫には牛の足 (蹄) やあまり見ない鳥のお肉も。
300グラムから1キロまでサイズいろいろのカジー。500グラムで105,000スム/1260円。迷いましたが今回は買いませんでした。
オリーブオイルとパスタソースは、カルジンカなど普通のスーパーにはないような輸入品がたくさんありました。自分的にはパスタソースはここで解決だなと。
値段はどうなんだろう、なかなか比較はできませんが (ここにしかない商品が多いので)、KAIJAの魚の缶詰はカルジンカと同じ値段でした。
今回は偵察のみで帰りましたが、次はカジーを、そしてパスタソースを買いに必ずや再訪しようと決めています。
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カジーセンターの周辺 (リングロード沿い) には「Qazi/Norin」のお店がたくさん。今までノリンはそんなに美味しいと思わなかったのですが、この辺で食べたら美味しいのかな。(ノリンまとめ記事はコチラ)
【参考写真】
ノリンにカジーをトッピング
プロフにカジーをトッピング
ベシュバルマクはデフォルトでカジー
ヌハットシュラックにもカジー
自分がこれまでに食べた馬肉はごくわずか。ウズベキスタン生活1年で、その量は間違いなく超えました。