コチラで紹介した、ウズベキスタンのミニ揚げパン「ボグルソク (Bo'g'irsoq)」を探して時々スーパーやパン屋をのぞいていましたが、なかなか見つからない日が続いていました。
そんな中、会社のスタッフと話していたら、スタッフがポソッと、「ボグルソクってソフトなパンじゃないんだよね」と言ってきました。
「パンのように柔らかくはなくて、もっと固くて・・・」と、いまいちよくわからない説明でしたが、ほどなく写真を送ってくれ、「これがウズベキスタンのボグルソクだよ」と。
なるほど、たしかに柔らかくはなさそう。揚げパンというより、クッキーのようにも見えました。
この日の夕方、そういう視点でスーパーの商品棚を見たところ、なんとすぐに、ボグルソクの文字を発見したのでした (Qatlamli Bo'g'irsoqchalar)。
それは、パンの棚ではなく、ローカルのお菓子の棚でした。そしてその形状は "コアラのマーチ" のようなひと口パイといったものだったのです。
これは知らないと見過ごしてしまいます。そして小さい文字でしたがよく見つけたなと、自分で自分をほめてあげたくなりました。
1袋買って帰り、さっそく実食。見てのとおり生地が層になっていますが、食感はコアラのマーチほどエアリーなサクサク感はありません。
食感はサクサクとザクザクの中間くらい。「ボグルソクは甘くない」と聞いていましたが、これはほんのり甘く、お菓子として作られているものでした。
期待していたもの (甘くない、むしろしょっぱい揚げパンが食べたかった) とは違いましたが、これはこれで美味しかったです。ボグルソクにもいくつかあるんでしょうね。
パンが美味しいウズベキスタンですから、小麦粉で作ったお菓子は、きっとどれも美味しいんだろうなと思います。
これをきっかけに、もっとローカルのお菓子 (とくに小麦粉の菓子) を食べてみようかなと、そう思う今日この頃です。