「コロボーク」は東スラヴ人のおとぎ話、ならびにその主人公の名前である。丸く黄色の生地ボールとして描かれ、胴体はない。コロボークの内容は地域によって多様で、同様の民話はドイツや北欧でもみられる。(Wikipediaより)
突然ですが、こんな動画をご紹介↑↑。なぜこれにたどり着いたかというと、近所の Tim's というカフェでドーナツを買ったのが発端。
久しぶりに食べごたえのあるドーナツでしたが、1パック6個入り (6万スム/720円) という、一人暮らしにはなかなか厳しい量。しかもしっかり甘い。
ドーナツ生地は自分の理想に近く、揚げパン風で重すぎず軽すぎず。しかしたっぷり注入されたチョコクリーム (ヌテラ) がさすがに甘すぎました。
ウズベキスタンにはシンプルな揚げパンてないのかなと、思わず検索したところ、「バウルサク」という中央アジアの揚げパンが見つかりました (⇒Wkipedia)。
ウズベク語では「ボグルソク (Bo'g'irsoq)」。すぐにスーパーマーケットと揚げ物を店頭販売しているレストランをのぞきに行ったのですが、どこにもありませんでした。
帰宅後、あらためて情報検索したら、揚げパンぽいキャラ絵が出てきてボグルソクからコロボークへ、そして上の動画にたどり着いたというわけです。
動画は牧歌的な雰囲気で始まります。おじいさんとおばあさんのもとを抜け出したコロボークは、ウサギやオオカミに出会い食べられそうになりますが、その度かわいい歌を歌って切り抜けます。
キツネに会ってまた歌ったと思ったら、あっと驚く突然の暗転。ラストのなんだか教訓じみた終わり方に、違和感はふくらむばかりでした。
ロシア語なので最後の部分がわからず、あらためてストーリーを調べたところ、意外な教訓話、しかも厳し目の内容だったことがわかったのでした。(⇒コロボークのWiki)
おとぎ話しと言うには、なかなか奇妙な味わいでした。それはさておき、次こそボグルソクを見つけたい。
などと考えていたら、タイの揚げパン「パートンコー」を思い出しました。パートンコー、美味しかったな (⇒コチラとかコチラ)。