A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

コーヒー豆探し in タシケント(1)

日本から持ってきたコーヒー豆を少しずつ飲んでいましたが、それももうすぐ底をつきます。なくなる前にコーヒー豆を調達しなければということで、いくつか目星をつけてタシケント市内のカフェに行ってきました。

まず行ったのが「Black Bear Kofi」。タシケントに数店舗展開するカフェで、数年前のネット情報からここが第一候補でしたが、行った日がラマダン明けの祝日だったからか、残念ながらクローズ。

別の Black Bear に行くほどの元気はなかったのと、たまたま隣に別のカフェ「Tim's」があったので入店してみたところ、幸いにもコーヒー豆を売っていました。何種類かありましたが、その中からエチオピア豆 (イルガチェフェ) を購入 (10万スム=1170円/250g) 。

豆の値段は日本と同じか少し安いくらい。ウズベキスタンの物価を考えるとちょっと高いなと思いつつ、焙煎日が4月11日とまあまあ最近だったのと、カフェでコーヒーを飲んだらアメリカン1杯15,000スム/175円くらいするので、それにくらべたらだいぶ安いなと納得 (自分で淹れたら1杯60円)。

自宅にもどり豆を挽いて、最初の1杯を飲んでみた感想です。淹れたコーヒーはしっかりイルガチェフェのキャラクターを示していました。フルーティーな香り、柑橘類を思わせる華やかな酸味、クリアで軽やかな口当たりは、コーヒーというよりむしろレモンティーを思い浮かべる人もいるかもしれません。

イルガチェフェは自分も好きな豆のひとつなので、しっかり楽しませてもらいました。しかしその一方で、日本で飲んだイルガチェフェ、とくに「増田珈琲 (⇒過去記事)」のイルガチェフェは、もっとコクや奥深い余韻がありました。くらべたら、さすがにちょっと軽すぎるかなと。でも美味しいです、カフェで飲むアメリカンなんかよりはずっと。

とにもかくにも、これでしばらくは安泰です。他にも豆があったので、こんどまた違う豆も買ってみよう。

【追記】
その後、豆の量を調整 (少し多めに) してみたところ、しっかり奥深い味が感じられ、より美味しくなりました。