先日「アンジール」でいただいたビーフストロガノフがなんだか微妙な味だったので、果たしてこれがスタンダードレシピなのかどうかと気になってしまい、その後2店舗行くことになりました。
■アンジール (34,000スム/420円)
コチラにも書きましたが、コリアンダーシードの香りが強いシャバシャバソースに、ちょっとだけ違和感を感じました。お肉はわりとしっかりめ。調理時間は短めなのかな。場所柄、いつもツーリストで賑わっている印象のお店です。(⇒マップ)
■サルドバ (27,000スム/330円)
こちらは打って変わってトマトとパプリカの風味が効いた、言ってみればラグマンのスープに近いような味でした。お肉はトロトロに煮込まれていて、ポテトも美味しかった。値段も安いしもっとソースがたくさんかかっていればパーフェクトなのにな。 (⇒マップ)
■タルノブ (35,000スム/430円)
とろけるようなお肉がたっぷり載っています。揚げたてポテトも量がたくさん。これはしっかり一食分です。ソースはアンジールと同じくコリアンダーシードが感じられましたが、全体的によく調和していました。トロッとしたソースは重層的な味わい。個人的には今のところこれがベストかな。(⇒マップ)
日本語のレシピサイトを見てもコリアンダーシードを使っているものはあまり見ませんが、こちら (ヨーロッパ～中央アジア) ではよく使う感じなのでしょうか。ソースが黄色いのはマスタードパウダーかな。
日本で食べたビーフストロガノフとはかなり違うように思いますが、ウズベキスタンのものも美味しいので、なんとかレシピを覚えたいところ。あと、どのお店もフライドポテトの上にかけられていました。これが抜群の組み合わせ。
タシケントでロシア料理専門店を探しているのですが、ありそうでなかなかありません。一度、本場ロシアのビーフストロガノフを食べてみたいものです。
