地下鉄オイベック駅の前を南西に延びる大通り、グランドミールホテルの少し先の方にあるウズベクレストン「アンジール」(ウズベク語でイチジク、ちなみにアノールはザクロ)。
一度お店の前を通ったことがありましたが、今回、土曜のお昼時に入ってみたら、店内は驚くほど広々した、快適な空間でした。奥行きもあるし横も広い。そしてきれい。
この日の目当ては「ハリム」。大麦と骨付き肉をドロドロになるまで煮込んだウズベキスタンの伝統料理で、春先の名物だそうです (今はもう夏の始まりですが)。
ここのお肉はたぶんヒツジ (あるいは羊牛馬などミックス)。独特の風味がたまらない美味しさです。基本ドロドロですが、時々残った麦の粒がプチッとつぶれる食感も良いアクセント。
見た目が少しアレですが、実物はとても美味しいです。意外とお肉がたっぷり入っていて旨味が強く、ボリュームはかなりありましたが、ペロリと平らげてしまいました。
もうひとつ、ウズベキスタンで初めて食べる料理「ビーフストロガノフ (ベフストロガノフ)」。なんだかイメージが違いました。こんなでしたっけ？ビーフストロガノフ。。
ビーフもよく煮込まれていたし、美味しくないわけではないのですが、やけにコリアンダーシードの風味が強く、普段なかなか口にしない味だなと。
最初は違和感ありありでしたが、最後の方は慣れてしまって、まあまあ美味しくいただきました。フライドポテトも合いますね。
食事が終わり、店員にチェックを頼みましたが、いつまでたっても持ってきてくれません。5分以上待って、2人目にまたチェックを頼みましたが、それでも来ない。ぜんぜん混んでいないのに。
15分くらいは待ったでしょうか。たぶんこれはシステムが違うんだと思い、テーブルの番号を写真にとってレジに行き、番号を見せたらすぐに支払いできました。なるほど。言ってよ。。
お会計は2品と緑茶で70,000スム/840円。コスパいいような気がします。こんどラグマンを食べに来よう。レジ前にはペイストリーがずらり。みんなテイクアウトしていました。
