東南アジアと違ってウズベキスタン (中央アジア) には和風の味はないだろうと、大好きな「ちば醤油」を何本か持参しました。しかしこれがぜんぜん使わないんですよね。
バンコクに持っていった醤油はいいペースで消費していたので、これは意外でした。でもよく考えたら、バンコクでは週に何度もスーパーでお刺し身を買っていたなと。あとツナ缶や納豆も。
くらべるとウズベキスタンは、そもそも醤油をつけて食べたいようなものがありません。せいぜい自分で炊いたご飯を海苔 (日本から持参) と醤油で食べる時くらい。ツナ缶も高いので (1缶400円くらい) 買う気になりません。
なので冷蔵庫には醤油があるにもかかわらず、タシケントでは醤油を口にする機会がほとんどなくて、知らないうちに醤油に対する渇望感が増し増しになっていたようです。ウズベキスタン料理も醤油味はないですからね。
現在、一時帰国中。とにかく毎日の食事が楽しみです。食べたかったもののひとつが「醤油味」でした。料理はなんでも。
そしてラーメンも食べたい。ならば醤油ラーメン、それもキリッとシャープな、ストレートに醤油の味が楽しめるものこそふさわしい。
■らぁ麺もち月
白羽の矢を立てたのが、清水区にある「らぁ麺もち月」(⇒Map)。かの有名な「飯田商店」で修行された方のお店で、今年10月にオープンしたばかりです。
本店で食べたことはありませんが、「ららぽーと沼津」のフードコートで飯田商店の醤油ラーメンを食べたことがあるので、きっとその味に近いのではないかなと。そしてそれは、まさに今自分が求めている味のはず。
ということで、お店を訪れたのはお昼時をやや過ぎた頃。運良くすぐに座れましたが、たちまち店内は満席になりました。
オーダーは、わんたん醤油らぁ麺 (1300円)。見た目にも美しい淡麗スープは、飯田商店と同じく醤油の風味が強く、期待どおりの味でした。うん、これこれ、大満足。
麺も沼津のお店と同系統ですが、茹で方はずっと上手でした。チャーシューはさすがにちょっと (向こうが美味しすぎた)。ワンタンも上々で、トータルではもち月のラーメンの方が好きかな。まあ値段もそこそこしますけどね。
メニューには塩ラーメンもあって、お店ではそちらを頼む人も多かったので気になっています。以下、飯田商店関連でふたつほど。
■飯田商店@ららぽーと沼津
コチラに文句たらたらで書きましたが、この時はちょっと期待が高すぎだったかもしれません。飯田商店の片鱗は感じられたので、今となっては食べてよかったです。900円也。
■飯田商店@コンビニカップ麺
セブンイレブンで買った飯田商店監修のカップ麺。かなり期待どおりの味で美味しかったです。スープも麺もちゃんとそれっぽかった。
とくに麺はカップ麺とは思えなかったです。今どきの300円のカップ麺は、どれもこれくらい美味しいのかな。「(飯田商店は) もうこれでいいじゃん」などとつい思ってしまいました。