A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ウズベキスタンのインスタントラーメン(1)

インドネシア、タイとインスタントラーメン大国を渡り歩いてきた自分 (⇒過去記事)。さすがにウズベキスタンにはないかなあと、よく調べもせず来る前から半ばあきらめていたのですが、実際のところ、思っていた以上にスーパーの商品棚にはローカルのインスタントラーメンが並んでいました。

当然ですがぜんぜん見慣れないパッケージに、最初はなかなか手が出なかったのですが、思い切っていくつか買って、そして2種類食べてみたところ、いやいやどうして、意外に悪くないということがわかりました。

買ってきたのは次のラーメン。ビッグランチ XXL (5,990スム/70円)、ホットランチ (3,290スム/40円)、マックカルド (2,490スム/30円)、ドシラック (3,790スム/45円)。袋麺はカルジンカで、カップ麺は帰り道にミニスーパーで買いました (黒15,000スム、黄7,500スム)。

まずは麺100グラムのビッグランチ、ビーフ味をいただきました。麺を3分茹で、茹でたお湯は捨て、スープ (粉末と生タイプの2種) を溶いた器に投入。スープはなかなか美味しいビーフコンソメといった味。舌に嫌な刺激もなく、優しく自然な味わいでした。これはなかなかレベルが高い。

ただし、旨味の種類がいわゆる日本のインスタントラーメンとは異なるので、なんというか、洋風スープにラーメンの麺を入れた料理といった趣でした。美味しかったですが、自分が慣れ親しんできたインスタントラーメンではありません。後半、醤油とごま油を少し垂らしたら、なんとなく日本寄りにはなりましたが、でもやっぱり違うなと。

続いて、ドシラック、チキン味。麺70グラム。これも麺の茹でとスープ (粉末+かやく) は別々に作りました。湯で時間は2分半にしましたが、ちょっと茹だりきっていない感じでした。やはり3分がいいのかな。茹で麺のツルツルシコシコ感はビッグランチの方がよかったです。

スープは、パンチ力がありました。チキンの旨味が舌にビリビリ来る、B級グルメらしいはっきりとした味わい。インスタントラーメンなんてこれくらい主張が強い方が美味しく感じるのかなと、あらためて思いました。でもやはり、印象は洋風ですね。

大洋州で食べたアメリカ製のインスタントラーメンよりは、ずいぶん美味しく感じました。残りを食べたらまたレポートします。(⇒その2)