タシケント動物園はもともとソ連時代の1924年に設立された歴史ある動物園で、ウズベキスタン独立後、1997年に現代的な設計で新たにオープンしました。415種類の動物・鳥類が約3,000頭飼育されており、また水棲動物エリア (水族館) もあります。
イードで5連休の4日目、土曜の午前10時に動物園を訪れました。入場料35,000スム/440円。園内は家族連れでにぎわっていましたが、混雑というほどでもなく、各エリアを快適に見て回ることができました。
中央アジア最大規模というだけあって、思っていた以上にちゃんとした動物園でした。ウズベキスタンというと乾燥した国のイメージが強いので、水族館 (淡水魚多め) が意外とよかったです。涼しかったし。
ライオンやトラもいました。あとクマも。ライオンもトラも白っぽかったですが、珍しい種類なのでしょうか。暑いからみんなやる気ないですね。そりゃそうでしょう。
久しぶりにカバを見ましたが、何かこう、見せ方の工夫はないものでしょうか。子どもたちも一旦足は止めるのですが、どのように見ればよいのか戸惑っていた感じ。
近づくことができる草食動物が人気でした。金網に近づくと「何かくれるのかな?」と近寄ってきてくれるし、みんな餌を買ってあげていました。
ラクダは毛がぼーぼーで暑そうだなあと。ロバなんて車で少し郊外に走れば農家の軒先にいくらでもいるのに、動物園にもいるんだなと、不思議な感覚に。
鳥もたくさんいましたが、どう見ても普通っぽいニワトリまでいたので「ナンダコレハ?」と。実は希少種なのでしょうか。英語の看板ほしいなあ。
大きな人工池では水鳥を眺めながらボートに乗ることができます。なんとも気持ちよさそうでした。
1時間半ほどいましたが、総じて楽しかったです。持参したカメラのズームレンズ (90-300mm) が突如故障して、スマホの写真しか撮れなかったのが残念。また涼しくなったら行こう。
今回、バンコクのパタデパートの屋上動物園のことを思い出しました。あれとくらべたら、タシケントの動物たちはまだいい方なのかなと思ったり。ちなみに、エチオピアのブラックライオンがこちら↓ (⇒関連過去記事)。