フランス訛りのR音
エチオピアでフランス人技師と話した時のこと。彼は掘削機を扱うメーカーのエンジニアで、アフリカ地区の営業と顧客の実地訓練を担当している方でした。
自己紹介された時「イン・シャグジ・オブ・ドギリング・ギグ・トゲーニング」と聞こえて、「ああやっぱりRはG音なんだ」と妙に感動してしまいました。
これ、「in charge of drilling rig training」(掘削機の訓練の担当) ということ。はっきりしたG音ではなく喉の奥から出るかすれた破裂音で、痰を吐くようなちょっと汚めのG音。
英語の発音に関しては他人のことはとやかく言えませんが、少なくとも彼は自分の肩書きを言うのがえらく大変そうでした。
もっと普通に英語っぽくしゃべれるんじゃないかなとは思うんですけどね。フランス人はそういう部分は曲げない人達なのかなと思ったりしました。
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映画「ピンクパンサー」で、パリ警察のクルーゾー警部がアメリカのホテルにチェックインする際、「ドゥー・ユー・アバ・グーム? (Do you have a room?」と言いました。
それを受けて、ホテルスタッフが「ドゥー・ユー・アバ・ギザグバスィヨーン? (Do you have a reservation?)」と返答していたのは、まあ笑いどころだったんですよね。
タイ語のR音
バンコク滞在中、アヒルのガパオライスを食べに行った時のことを書いた過去記事 (⇒コチラ) で、ガパオの発音について愚痴を書きました。以下、抜粋。
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いまだにタイ語の「ガパオ」の発音がよくわかりません。ガパオライスはタイ語で「カオ・パット・ガパオ (ガパオ炒めとご飯)」ですが、いつもイマイチ通じず、素直に「ガパオライス」と言った方がまだオーダーが通ります。
調べてみると、タイ語でもいくつかスペルがあるようです。カタカナに直すと、カプラウ、クラパウ、クラプラウ。K音がG音になり、Rは飛ばされるので、どれもガパオに聞こえるわけです。
町の食堂でそこそこスムーズにタイ語で注文できるようになったなと、時にはそう思う自分ですが、未だにガパオライスは鬼門・・・。
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実際には、R音は完全に消えるわけではなく、L音としてかすかに発音はされているということらしいです。でも「サワディー・クラップ」はほとんどの場合「サワディー・カップ」と聞こえますよね。
ベトナム語のR音
まだベトナムに来たばかりですが、さっそくR音に悩まされています。どうやらベトナム語ではR音がZ音またはCH音になるそう。
職場のスタッフに「ビンコムセンターの近くのアパートに住んでいる」と言ったら、「バーチエウ通り?」と言われ、一瞬わかりませんでした。通りの名前は "Bà Triệu"。バートリエウではなかったんですね。
すでに何度かいただいた麺料理 "Bún Riêu" も、ブンリュウではなくブンズィウ (ブンズィェウ) だそう。スタッフに「ブンリュウって美味しいね」と話したら、ぜんぜんピンときてくれなかったのは、発音が悪かったからでしょう。
卵 "Trứng" はトゥルンではなく、チュン。自分が住んでいる地区 "Hai Bà Trưng" はハイバーチュン。ちなみに "Gi" もZ音で、"Chả Giò" (春巻き) はチャーゾーです。そしてこれはハノイなど北部の発音らしいです。ホーチミンなど南部は同じ綴りでチャーヨー。
なお、Giの一例として春巻きをあげましたが、そもそも北部では春巻き (揚げ春巻き) は "Nem Rán"(ネムザン) と呼ぶそうです。トリッキーすぎて絶賛混乱中・・・ (; ;)
※ブンズィウ (↓)
番外編:キリル文字のR音
ウズベキスタンは1991年に旧ソ連邦から独立し、1995年にはウズベク語の標記もキリル文字からラテン文字に改められました。
しかし町を見渡すと未だにキリル文字の看板も多いし、とくにレストランのメニューはウズベク語をキリル文字で表記しているお店がほとんどです。
なのでウズベキスタン赴任後はまず料理名を覚え、それに照らし合わせてキリル文字の読み方を覚えました。
PがR、RはなくてЯがY。他にもНがN、ИがIとか、最初はかなり混乱したことも、今となっては懐かしい思い出です。
