タイ政府は7月29日を「タイ語の日 (National Thai Language Day)」としています。タイ語の使用に関するラーマ9世 (プーミポン前国王) の思想と指導への感謝の意を表すため、1999年にタイ内閣により制定されました。
タイ語はタイ王国の公用語としてタイ全土で話されている言語です。系統的には、タイ・カダイ語族タイ諸語南西タイ語群に属します。使用人口はタイ国内に約6200万人いると言われています。

バンコクに4年間住んだ感想としては、生活をする上では少しでもタイ語を話せた方が絶対にいいと思いました。
自分の仕事相手はみんな英語が達者だったし、中には日本語話者もいたので、仕事上、言葉で苦労したことはありまん。
けれども一旦町に出れば、自分が行きたい大衆食堂や路上の屋台だと、もう完全にタイ語の世界でした。メニューもタイ文字だし、注文や支払いのやりとりもタイ語。
赴任当初はバスに乗るのもご飯を食べるのも何かとストレスでした。その分、これはもうタイ語を覚えるしかないと、そう決意したのは早かったです。
タイ語の教本は日本から何冊か買って持っていきました。ここから、普段使いそうな単語をピックアップして、1枚紙にまとめるのがいつもの自分のやり方。
そうして1年目に作った単語表を、2年目、3年目と少しずつ改善していきました。その最終バージョン (PDF) がコチラ。
(※はてなブログはPDFを直接掲載できないのでGoogleドライブに共有ファイルとして置きました、自由にダウンロードしてください)
タイ語はとにかく発音が難しいので、そもそもカタカナ表記の単語表なんて意味ないじゃんと言われたらぐうの音も出ません。
でも、自分はけっこう使えましたよ。印刷していつも持ち歩いていたし、スマホにもPDFを入れていました。フットマッサージのおばさんはいい話し相手でした。
発音が悪いからイマイチ通じてないんだろうなと思いつつ、それでもなんとかタイ語を話そうとすれば、向こうもちゃんと耳を傾けてくれたし、間違いなくコミュニケーションは円滑になりました。
あの頃はこの単語表に載せた単語・フレーズもだいたいは覚えていたんだよなと、しみじみ思います。国を離れると、なんでこうもすぐに忘れてしまうのでしょう。
タイ文字についても、メニューを読めるようにけっこうがんばって覚えました。でも、それも今となっては忘却の彼方です。我ながらもったいない。。
好きな料理名は読めるようにしておくと、タイ生活がぐんと楽になりますよ。こんなのも (↓) 当時はそこそこパパッと読めたんです、本当に (泣)。

