オクローシカ (окрошка) はロシアの伝統的な冷製スープで、生野菜 (キュウリ、春タマネギ、ハツカダイコンなど)、茹でたジャガイモ、ゆで卵、ハムなどの肉類とクワスを混ぜて作られます。
クワスはロシアを含む東欧の微炭酸・微アルコール飲料で、家庭でもライ麦パンと酵母を原料として手軽に作られ、とくに夏季に好まれる清涼飲料。昨今のオクローシカは、クワスの代わりに薄めたケフィア (ヨーグルト) を使用する作り方もあります。
ウズベキスタンでもオクローシカは夏の定番スープになっていて、いろいろなお店でいただくことができます。ウズベキスタンのオクローシカはヨーグルトベースで、具材は生キュウリ、ゆで牛肉、ゆでジャガイモ、ゆで卵、そして香草ディル。
味付けは塩コショウとかたぶん単純なもの。シンプルでさっぱりしていて、暑い夏にはピッタリの、とても美味しいスープです。意外に具だくさんなので、メインディッシュと一緒に食べるとお腹いっぱいになるかも。
自分はキュウリがかなり苦手なのですが (⇒コチラ)、オクローシカのキュウリは意外なほどすんなりいただくことができました。他にお肉とポテトもたくさん入っていますからね。それにキュウリとヨーグルトは合うのかも。キュウリ臭さがさほど目立ちません。(写真のお店:サルドバ)


たまにキュウリ多めな時もあって、その時はちょっと目をつぶってエイヤッと飲み込みます。これ以上入っていたら厳しいですが、何も入っていなかったらそれはそれで物足りなく思いそう。

ウズベキスタン風朝鮮冷麺ククス (ククシ) と一緒にいただけば、食べ終わる頃にはもう身体冷え冷え、タシケントの夏の暑さもこれで乗り切れること間違いなし。(写真のお店:オシュパロフ)


写真を見ていたら冷たい麺が食べたくなりました。ウズベキスタンのククスは小麦粉の手延べ細麺で、そうめんのようなツルツル・シコシコ食感がいいんですよね。ちなみにククスのキュウリも甘んじて受け入れてはいますが、若干しかめっ面で食べています。
