A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

アヒルのガパオライス@ソイ6ポーチャナー

MRTサムヤーン駅周辺は安くて美味しいお店がたくさんありますが、サムヤーン・ミットタウンの西側のブロックが、とくに激戦区。自分もこれまで、豚足 (Chula Pork Leg)シャコ飯 (Forget Me Not)お粥 (Jok Samyan)スープカレー (GARAKU) などお店を回ってきました。

今回の目的はアヒル肉のガパオライス。以前、短期集中でガパオライスのお店を回った時 (⇒コチラ)、"Moom Gapao" で食べたことはありましたが、あちらは煮込み肉ということもあり、ちょっとイマイチな印象でした。

一方、今回の「ソイ6ポーチャナー (Soi 6 Pochana)」はローストダックを使っているようだったので、かなり期待して訪問しました。そして、期待に違わず、とても美味しいガパオライスをいただくことができました。

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アヒルのガパオライス (カオ・ガパオ・ペット)

 75バーツ+カイダーオ (目玉焼き) 15バーツ=90バーツ/315円。もしかしたら目玉焼き10バーツで氷5バーツ (卓上のお茶用) かも。

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アヒルのせバミー (バミー・ラート・ガパオ・ペット)

80バーツ/280円。

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ご飯も麺も、アヒルの味付けは同じかと思います。やはりローストダックを使っているのでしょうか、甘しょっぱくて香ばしいタレがまとわりついたアヒルの肉片は、噛むたびジュワッと美味しい肉汁があふれてきました。肉そのものの、鶏肉よりも濃い味わいがいいです。とくに皮の脂感は最高。

そして何より、ガパオ (ホーリーバジル) が新鮮で量もたっぷり、香りが抜群に良かったです。これはわざわざ食べに来る価値あり。このブロックでもトップクラスにおすすめできるお店だし、ガパオライスの求道者は一度は来るべきかなと。

コロナ前はきっと着席するのも大変な繁盛店だったと思いますが、幸か不幸か、今お客さんは少なめ。ありがたいような、さびしいような。

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ちなみに、いまだにタイ語の「ガパオ」の発音がよくわかりません。ガパオライスはタイ語で「カオ・パット・ガパオ (ガパオ炒めとご飯)」ですが、いつもイマイチ通じず、素直に「ガパオライス」と言った方がまだオーダーが通ります。

調べてみると、タイ語でもいくつかスペルがあるようです。カタカナに直すと、カプラウ、クラパウ、クラプラウ。K音がG音になり、Rは飛ばされるので、どれもガパオに聞こえるわけです。町の食堂でそこそこスムーズにタイ語で注文できるようになったなと、時にはそう思う自分ですが、未だにガパオライスは鬼門。

このお店ではタイ語メニュー (写真付き) を指差しオーダーでした。ただ、横の厨房から料理が運ばれてくる時、店員さんがお皿を手に料理名を言うので、そこですぐ反応できるよう、メニュー名はちゃんと読み取っておいた方がいいです。