A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ソースだくだく!理想のビフシュテークス

気づけば意外とよく食べるようになっていた「ビフシュテークス」。ぜんぜんビーフステーキなどではなく、B級グルメに近い庶民派メニューです。

白米・蕎麦の実・マッシュポテトにカツレツ (ハンバーグ) と目玉焼きを載せ、グレイビーソースをかけたらできあがり。炭水化物たっぷりです。

値段もプロフやラグマンなどより一段低く設定されているのでお財布に優しく、それでいてボリュームがあり、安くお腹を満たすには最適な一皿です。もちろん味もよし。

写真はタルノブ (39,000スム/468円)、アンジール (38,000スム/456円)、ソイレストラン (33,000スム/396円)、サルドバ (30,000スム/360円←半年以上前の情報なので今は値上がりしていそう)。

自分の中では「ビフシュテークスの完全体」という過去記事のとおり、ボギジロルのもの (36,000スム/432円) がベストかなと思っていました。特徴は麦も入っていること。

食べやすく味もよく、いつもビフシュテークスに舌鼓を打っている自分。ただ、欲を言えばもう少しだけ、グレイビーソースが多めにかかっていたらなと。

これでソースがもっとたっぷりかかっていたら、どれだけ美味しくなるんだろうと、日々妄想を重ねていました。そんなある日、ひとつのレストランを発見。

「サノラ (Sanora Milliy Taomlar)」というお店で (Map)、Googleマップの投稿写真によれば、ビフシュテークスには目を見張るほどのソース量が。

これはぜひ試さねばと、早速週末に出かけてきました。距離はありますが、自宅近くのバス停から1本で行けるエリアです。以前行ったオルティンテパの手前 (⇒過去記事)。

16番バスに乗車。Yandexアプリの "Transport" は今バスがどこを走っているのかもわか優れもの。乗車1回1,700スム/20円。

お店の外観。料理の写真看板によると、ウズベキスタン料理がひととおりそろう総合料理店だということがわかります。店内は広々。

メニュー抜粋。え、46,000スム/552円?!初の4万超えに驚かされました。今までで一番高い、しかも群を抜いて。どんなのが来るんだろうと、期待と不安が交錯。

そしてこちらが運ばれてきたもの。おお!いい感じではないですか。期待どおりグレイビーソースだくだく。こんなにたっぷりなのは初めてです。これですよ、これ。

他店のように平皿ではなく少し深皿なのが、最初からソースはたっぷりかける前提のようで嬉しいです。心意気に感謝。

俵型のカツレツはちょっと本格的だったかも。つなぎは入っていましたが、肉感しっかりめ。その分ビーフのクセも強めでしたが、なかなか美味しかったです。

ビフシュテークスの主役はカツレツよりも炭水化物3兄弟みたいなところがありますから、それらを飲むように食べるため、グレイビーソースはビタビタであってほしい。

そんな理想の一皿に、ようやく出会えた気がします。値段はさておき、ビフシュテークス好き諸氏は (そんな人いるかな・・・)、ぜひ一度食べてみてほしいです。

帰りはお店近くのスーパーで買物したあと、別のルートを走るバスで戻ってきました。バスを使いこなせるのもYandexアプリのおかげです。