A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ビフシュテークスの完全体@ボギジロル

先月「ビフシュテークス」をまとめて紹介しました (⇒コチラ)。名前はビーフステーキっぽいですが、実際はお米・蕎麦の実・マッシュポテトにハンバーグ (カツレツ) が載った、カジュアルなひと皿です。

ハンバーグと一緒に目玉焼きも載っているので、炭水化物に加えタンパク質もしっかりめ。これ、野菜繊維は少ないですが、なかなかちゃんとした栄養補給になるのではないかなと、個人的には大好きなメニューです。

上記の食材をお皿に盛り付けたあと、グレイビーソースをかけて完成。ウズベキスタンあるあるですが、どの料理もレシピ (具材・味つけ・盛り付け方) が見事に統一されていて、ビフシュテークスも実際どのお店で食べても同じなんですよね。写真 (↓)。

どこで食べても料理が安定して美味しいのはありがたいことですが、それはそれで新鮮味もないし、何か内容が異なるお店はないのかなと、ビフシュテークスに限らずこれまで地味に探したりしていました。

そしてつい先日、どうやらちょっと違いそうなビフシュテークスを発見。あくまで古いメニュー写真からの判断ですが、今もそうであるなら、これは行って食べてみる価値ありだなと。

そうして訪れたのが、以前「タンディールグシュト」をいただいた「ボギジロル (Map)」(⇒コチラ)。プロフやラグマン、シャシリクなど、ウズベキスタン料理はひととおり揃っています。良いお店ですが、町の中心から遠いのが自分的には難点。

こちらがこのお店のビフシュテークス (36,000スム/432円)。お皿がきれいなのも嬉しいです。さて、上の写真との違いがわかるでしょうか。

そう、お米・蕎麦の実・マッシュポテトに加え、麦がラインナップに! 何麦かわかりませんが、プチプチ・モチモチ食感はとても美味しかったです。ビフシュテークスの弱点である食物繊維が、麦飯によりだいぶ補われるのではないでしょうか。

もうこれは、ビフシュテークスの完全体ですね。これは他店にも真似してほしい。あと、麦飯をウズベキスタンで食べたのは、これが初めてでした。他にあるのかな、炊いた麦を食べる料理って。

ハンバーグ (カツレツ) は厚さもあって他店より大きめです。しかも味が良い。羊の脂のクセがなく、お肉の味わいはしっかり。さすがにつなぎ入りで練り物感はありますが、不自然な味はしませんでした。

ひと皿でお腹いっぱいになりました。これは本当にいいものを見つけた。近所にあったらぜったい通うのにな。そこは残念。