■観光
ウズベキスタンは2024年に外国人観光客が大幅に増加し、1月から11月までに730万人の観光客が訪れました。
ウズベキスタン統計局によると、昨年の同時期と比較して観光客数は115万人 (約19%) 増加したそうです (11月の観光客は79万1500人)。
トップはキルギスタンで212万3300人、次点はほぼ同数でタジキスタンの212万3100人、第三位はカザフスタンで138万5500人でした。
これに続くのはロシア 74万1200人、トルクメニスタン 17万1200人と、地域内からの訪問者が上位を占めました。
地域外の国では、トルコが10万8000人で昨年から引き続きトップ。以下、中国 66,600人、インド 63,400人、韓国 39,100人と続きます。
アフガニスタンも38,000人でトップ10入りしました。閉鎖的な国というイメージがありますが、観光で国外に出る人たちもそれなりにいるんですね。
■ビジネス
ビジネス目的でウズベキスタンを訪れた外国人は合計16万5000人で、2023年のほぼ3倍となりました。これらの大半 (89,218人) はトルクメニスタン人です。
タジキスタンのビジネス客は36,038人、アフガニスタンは32,232人でした。トルコと中国からはそれぞれ1,100人ほどのビジネスマンが訪問しました。
思っていたより中国人ビジネスマンて少なかったんですね。実は観光客ももっとたくさんいるかと思っていましたが。
■医療
治療目的でウズベキスタンを訪れた外国人は98,800人で、前年比77%の増加。医療観光客の圧倒的多数はタジキスタンからで、75,466人でした。
カザフスタンからは11,383人、キルギスタンからは9,205人が医療目的で訪問しました。その他上位にはロシア 1,746人、トルクメニスタン 794人がランクイン。
日本人は何人くらいウズベキスタンに来たのかな。2019年 (1~10月) は22,300人という統計がありましたが、新型コロナ禍にガクンと減って、それ以降はどうなんでしょう。
ウズベキスタンは中央アジアの国の中では圧倒的に観光がしやすい国だと思います。東洋と西洋が混じったような、異国情緒あふれるウズベキスタンに、ぜひ一度お越しを。
■参考過去記事 (観光)
・サマルカンド観光 (1)
・古都ブハラ旅行 (1)
・世界遺産都市ヒヴァ (1)