ウズベキスタン料理をお店で食べると、時々ヨーグルトが添えられてきます。最初は出る・出ないの法則がよくわかりませんでしたが、料理の写真を見返してみると、なんとなく正解が見えてきました。
■スープ
スープには比較的ヨーグルトが付いてきます。このスープならどのお店でも必ず、というわけでもないし、同じお店でも「この前は付いてきたのになあ」なんてパターンもありますが。
写真のスープはマスタバ (ライススープ)。トマト系スープなのでヨーグルトがよく合います。マスタバは比較的どのお店もヨーグルトがついてくるように思います。
こちらもマスタバ。ヨーグルトの量がすごい。これを全部スープに入れたら味がヨーグルトになってしまうので、半分はもう一つ頼んだ料理 (ラグマン) にまぜていただきました。そちらも美味しかったです。(後述しますが普通ラグマンにはヨーグルトは付いてきません)
ボルシ (ボルシチ)。これもヨーグルトがよく合いました。見るからにヘルシーな組み合わせ。「うーん、健康!」と思いながらいただきました。
こちらはチュチュワラ (ワンタンスープ)。ブイヨン系のスープにも、ヨーグルトが意外と合います。
これが合う (美味しい) と思うなら、日本でラーメンにヨーグルトを入れるのもきっとありですね。とりあえずこんどカップ麺でやってみよう。
このお店はチュチュワラに最初からヨーグルトが混ざっていました。自分で混ぜても結局こうなるのでまあいいのですが、なんだかやっぱり自分で調整しながら混ぜたいなと。
■シビットオシュ
麺にヨーグルトのパターン。実はラグマン (フライドラグマンを含む) ではヨーグルトがついてきたことはありません。
打って変わってシビットオシュは、写真のとおり3店ともヨーグルトが添えられていました。シビットオシュは香草ディルを練り込んだ緑色の麺で、ホラズム州ヒヴァの名物料理です。
ヒヴァで食べたものも、タシケントの一皿も、ともにヨーグルトが。なのでこれはヨーグルトが必須ということですね。実際、よく合います。
フライドラグマンは油っこいので、ヨーグルトが付いてきたらいいのになと、いつもそう思いながら食べています。こういうところ、変革するお店ってないんですよね。
■マンティ
ついでにマンティも。こちらはヨーグルトがデフォルトみたいです。とくに羊肉のマンティはクセ強めなので、酸味のあるヨーグルトは完璧な組み合わせです。
フライドマンティも同じく。油っこくより濃厚な旨味なので、こちらの方がヨーグルトがあるとよりありがたいです。
タシケントのジョージア料理店でいただいたヒンカリ (揚げ)。フライドラグマンと同じく、ヨーグルトがベストマッチでした。
マンティ+ヨーグルトが美味しいんだから、もしかしたら餃子にヨーグルトも合うのかな。これもこんど試してみよう。