先日、チョルスーバザールのフードコート (Ovqat Bozori) で見かけた謎の食べ物。見るからにおどろおどろしく、その輪郭からなんとなく想像はつきかけたものの、その答えに帰結するのがなんだか怖くて思わず思考停止していました。
日曜日にまたチョルスーバザールを訪れたときのこと。腹ごなしにフードコートでノリンとホヌムを食べた後、あらためて店頭のボウルをのぞいてみると、また例のアレと思しきものがありました (前回とお店は異なります)。今度はより鮮明にシェイプが見て取れました。
じっと見つめていると、お店のスタッフが「カウヘッド (牛の頭)」と英語で話してきてくれました。「ああやはりそうなのか・・・」そう思い愕然としていると、それは「カラポチャ (Kalla-pocha)」というもので、牛の頭 (カラ) と脚 (ポチャ)、そして内蔵を煮込んだ料理なのだと教えてくれました。
他にも何軒かカラポチャを出していたので、ウズベキスタンではポピュラーな料理なのかと思います。自分はヨルダンで「ヒツジの顔」料理を食べたことがあるので (⇒コチラ)、カラポチャもいけるかなと、ちょっとだけ考えてはみたものの。。
こうして頭というか顔をもろに見てしまうと、あまりに「命」を想像してしまい、なんとも言えない罪悪感が込み上げてきます。ただ、こうして料理になった以上は、逆に誰かが全部きれいに食べてあげないと、命の無駄使いになってしまいます。
うだうだと考えは行ったり来たりですが、きっと一度は食べてみるのかなと。
■カラポチャ動画