A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

珍味個人史

ある日、タイ人スタッフから「今までタイで食べた一番のストレンジフードは?」と聞かれました。しばらく考えを巡らせてみましたが、これまで各国でインパクトの強いものを食べてきたので、タイ料理で驚いたことは正直ないかなあと思いました。タガメとかカブトガニはまだだったし (結局最後まで手を出しませんでした)。

Strange Foodをゲテモノと訳してしまうとイメージが変わってきてしまいますが、ここでは珍味あるいはその地域でしか食べられない特別な食べ物 (食べ方) くらいの意味合いとして、自分はこれまで次のようなものを食べてきました。どれも美味しかったですよ。

砂漠のトカゲ@サウジアラビア
アラビア半島のトカゲは草食なので美味しいです。同じ種類でもシナイ半島のものは肉食 (虫食) なので肉が臭いそう。

カフサ@サウジアラビア
ぜんぜんゲテモノではありませんが、ヒツジが丸ごと1頭載っているのはなかなかのインパクト。

砂漠のトリュフ@サウジアラビア
いかんせん本物のトリュフをほとんど食べたことがないので比較できませんが、このキノコは美味しかったです。濃厚なマッシュルームというか。(⇒サウジアラビアのグルメ)

ウミガメ@エジプト
アレキサンドリアの魚市場でお肉を購入。鍋にして食べたら美味しかったです。地元では健康のため生血を飲む人も。(⇒エジプトのグルメ)

ヒツジの顔@ヨルダン
見た目はアレですがコラーゲンたっぷりで美味しいです。全身余すところなくいただくのはいいですね。

ラクダのこぶ@ヨルダン
個人的には珍味のけっこうな上位。なかなか食べられませんからね。バーベキューでカリカリに焼いていただきました。

ラクダの首@ヨルダン
日本人に馴染みが薄いだけで中東では一般的なお肉。

ヒツジの脳みそ@ヨルダン他
写真の下段中央が脳みそのフライ。白子っぽくて美味しいです。

ヒツジ生肉盛り合わせ@ヨルダン
中東のグルメ天国ヨルダンならでは。新鮮です。(⇒ヨルダンのグルメ)

生肉@エチオピア
味云々よりも、衛生的にかなりチャレンジングなエチオピアの生肉食。よほど回転の良い人気店でなければ避けた方が無難。(⇒エチオピアのグルメ)

フリフリ@トンガ
シーフードですが正体はいまいち不明。硬いイカのような食感で、まあまあ美味しい。

ウト@トンガ
ココナッツジュースの水分がとんで、スポンジ状に固化したもの。懐かしいけれど、また食べたいとは思わない・・・。(⇒トンガのグルメ)

ヘビ@インドネシア
何ヘビかわかりませんが (たぶんコブラ?)、唐揚げは本当に美味しかった。

コウモリ@インドネシア
羽はゴムを噛んでいるようですが、お肉は普通に美味しい。といってもだいたい激辛なので、味はあまりわかりませんでした。(⇒インドネシアのグルメ)

牛の鼻のサラダ@インドネシア
東ジャワ名物「ルジャッ・チングル」。牛の鼻はゼラチン質で食感はグニュグニュ。これぞまさに珍味。(⇒バニュワンギ旅行記)

* * *

そしてタイ。うーん、何かあるかなあ。なんとかひねり出すとしたら:

ブタの脳みそ@タイ
ヒツジの脳は中東でよく食べましたが、ブタはタイで初めて食べました。濃厚、な気がする。(⇒コチラ)

昆虫スナック@タイ
まるでホコリを食べているようで、けっして美味しくは・・・。屋台で売っているものは結局食べなかったな (⇒コチラ)。

逆にタイ人スタッフに「何が一番のゲテモノだと思う?」と聞いたところ、「ヤモリ (Gecko) だけは一生ムリ!」と言われました。な、なるほど。。ていうか食べる人がいるのか。。