A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

冷製ヨーグルトスープ「オクローシカ」

2023年のウズベキスタンは、6月29日 (木) が犠牲祭の祝日で、もともと30日 (金) が大統領令で祝日になっていました (4連休)。ところが、つい先日、28日 (水) も祝日に指定されたそうで、結果として、うちの職場も5連休となりました。

自分がこれを知ったのは27日 (火) のこと。朝の通勤電車がいつもより空いていたので、職場で話していたら教えてくれました。そうすると、月・火と休みを取れば9連休です。もうみんなホリデー気分ですね。

日本人の悪いところですが、自分、急に休みになったからと言われても、家でやることもないし、日本からは普通にメールも来るしで (WhatsAppやTelegramで電話も・・)、28日 (水) も職場に行きましたが、朝の電車が清々しいほどガラガラでした。

職場に着くと、通用門には鍵がかかっていました。門番に挨拶して開けてもらいましたが、本格的に休みなんだなあと実感。午前中あれこれ作業をして、さすがにもう切り上げようと、12時過ぎには出てお昼ご飯を食べに行くことに。

さて、自分も少しずつホリデー気分になろうとしています。中東にいた頃はラマダン明けや犠牲祭の祝日は1週間以上ありましたから、よく国内旅行に行ったものです。その代わり、飛行機やホテルはすぐ満杯になるので、3ヶ月前くらいから予約準備していました。

ウズベキスタンも同様、サマルカンド行きの鉄道チケットなんてとっくに売り切れていました。1か月前にはもう、どこにも行けないなとあきらめモードでした。ということで、5日間タシケントは決定なので、ご飯くらいは美味しいものを食べたいなと。

向かった先は、結局いつも行っているお店「サルドバ (Sardoba)」。奮発してシャシリクを3本頼みました。1本100gなので、300gは多いかなとも思いましたが、ほんの少し気が大きくなっていたので。あとはもちろんノン、そしてスープ。

スープは、前から気になっていたものをオーダーしました。それは冷製ヨーグルトスープ「オクローシカ」です。存在は知っていましたが、食べるのは初めて。もともとロシア料理のようですが、ウズベキスタンバージョンはレシピが異なるようです。

材料はたぶんヨーグルト+水、ゆで牛肉、ゆでジャガイモ、生キュウリ、もしかしたらゆで卵、そしてディル。味付けは塩コショウとかたぶん単純なもの。シンプルでさっぱりしていて、暑い夏にはピッタリの、とても美味しいスープでした。意外に具だくさんなので、サラダ扱いかもしれません。

肉汁たっぷりのシャシリク、小麦粉の香りが抜群のノン、ついパクパク食べてしまいお腹が苦しくなりましたが、そんな状態でもオクローシカはスルスルと胃袋に収まっていくのでした。またひとつ、美味しい料理を知ることができてよかった。