A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

イクラ味のラスク@Flint

昔からスナック菓子が大好きな自分。海外生活中は極端に食べる量が減ってしまいますが、ウズベキスタンのひとつ前の赴任国タイでは、海外生活にしては珍しく毎日のようにお菓子を食べていました (ダイエット中を除く)。

バンコクはタイローカルのお菓子も充実していましたし、日本製品も日系スーパーやドンキなんかで普通に手に入りました。ちなみに、スナック菓子は小腹を満たしたいから食べるのではなく、カリカリした食感のしょっぱい (または甘い) お菓子そのものを食べたくて食べているわけです。なので咀嚼中、口の中で刻むリズム感は大事。

そしてやって来たウズベキスタン。お菓子の種類は予想通りだいぶ少なく、味付けもちょっと日本的なものとは方向性が異なります。タイであれだけ信頼を置いていた Lay's のポテトチップスも、全体的に塩がきついのと、油がしつこいという、個人的にはなかなか受け入れがたいものがありました。

そんな中、ようやく納得できるポテトチップスを見つけたのですが (⇒コチラ)、それにたどり着くまでいろいろ試したスナック菓子の中に、「フリント (Flint)」というスティックラスクとも言うべきものがありました。

下の写真以外にも出ているフレーバーはあらかた食べましたが、食感がカリカリではなく、ガリガリとした堅い食感だったのが、個人的には残念ポイント。あとは元がパンですから、スナック菓子というより軽食に近いような食後感も、自分が求めるお菓子像とは異なりました。

ということでもう2ヶ月ほど口にしていなかったフリントですが、先日、スーパーマーケットで「イクラ味」を発見。スナック菓子で魚卵味はなかなかないフレーバーだなと思い、珍しいので即ゲットしてきました。

海がないウズベキスタンでは、さすがにイクラは馴染みがないだろうと思いますが、これ、きっとロシアの影響なんでしょうね。調べてみたら、ロシアではイクラのカナッペ (パン+バター+イクラ) は定番のおやつなんだそうです。

家に戻りさっそく袋を開けてみると、プーンと魚臭い香りが。イクラの匂いってよく考えたらちゃんと嗅いだことないような気もしますが、これはイクラというより、魚の干物の匂いです。人によっては「臭ッ!」と思うかも。

味はやはり魚の干物っぽさがあり、塩はわりときつめ、食感は相変わらずガリガリ。これ、バターの香りがほどよく効いて、シリーズの中でも完成度は高い方だと思います。でも、やはりスナック菓子というより、軽食感覚の食べ物だと感じました。

なお、スズマ (水切りヨーグルト) をつけて食べたら、いっそうさっぱり美味しくなりました。けっこう量があるので、しばらく朝ご飯はこれにしようっと。