A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

カラカルパクスタン(5)食事作法

食事作法といっても、カラカルパクスタン滞在中にパッと気がついたふたつだけ。ひとつは最初に出てくるノン (Non=パン)。大きなノンを、まずは誰かがちぎってくれます。これは毎食そうでした。

こちらは食事の前に手を洗う習慣がありますし、レストランでもたいてい入り口に手洗い台があるので、みんな手はきれいなハズです。まああまり気にしても仕方ないですね。郷に入っては郷に従え、の精神で乗り切りました。

いや、自分は別に潔癖症というわけではないのですが、たぶんコロナ禍でこうした行為を3年近くやっていなかったので、まだちょっと心の準備ができていなかったなあと。エチオピアで「グルシャ」をしていたことを考えたら、ぜんぜん問題ないです、ハイ。(※グルシャについては "アフリカ旅行記" の "ザンビアの主食シマ" に記載⇒コチラ)

もうひとつは食事の最後に行う作法。全員で両手を胸の前に出し (水をすくうような格好)、誰か (ふさわしい人) がひとくさり言葉を発し、それぞれ両手で顔を洗うような仕草をして完了。

これはカラカルパクスタンで行ったミーティングでも、一度だけありました。その時はコーランの一節 (ヤースィーン章) を唱えていました。