食事作法といっても、カラカルパクスタン滞在中にパッと気がついたふたつだけ。ひとつは最初に出てくるノン (Non=パン)。大きなノンを、まずは誰かがちぎってくれます。これは毎食そうでした (※注)。
(※注:1年後に知ることとなりましたが、これはタシケントから一緒に行ったウズベキスタン人だからやってくれていたことでした。カラカルパクスタンには最初にノンをちぎる文化はないようです)
こちらは食事の前に手を洗う習慣がありますし、レストランでもたいてい入り口に手洗い台があるので、みんな手はきれいなハズです。まああまり気にしても仕方ないですね。郷に入っては郷に従え、の精神で乗り切りました。
いや、自分は別に潔癖症というわけではないのですが、たぶんコロナ禍でこうした行為を3年近くやっていなかったので、まだちょっと心の準備ができていなかったなあと。エチオピアで「グルシャ」をしていたことを考えたら、ぜんぜん問題ないです、ハイ。(※グルシャについては "アフリカ旅行記" の "ザンビアの主食シマ" に記載⇒コチラ)
もうひとつは食事の最後に行う作法。全員で両手を胸の前に出し (水をすくうような格好)、誰か (ふさわしい人) がひとくさり言葉を発し、それぞれ両手で顔を洗うような仕草をして完了。
これはカラカルパクスタンで行ったミーティングでも、一度だけありました。その時はコーランの一節 (ヤースィーン章) を唱えていました。