青い卵
インドネシア人からもらった青いゆで卵。塩味ついてるからねと言われその日の夜に食べてみると、ちょっと体がふるえるくらいしょっぱい。
あまりにしょっぱかったので調べてみると、それは普通、直に食べるものではなく、刻んで料理に混ぜたり添えたりするものでした。納得。
telur asin brebes で画像検索するとたくさん出てきます。
名物料理 ソプ・ブントゥッ
Pacific Placeという高級ショッピングモールにある Bogor Cafe でオックステールスープ (ソプ・ブントゥッ Sop Buntut) をいただきました。ビーフの旨味が深くとても美味しかったです。
かのダイアナ元王妃も食べに来たというホテルボロブドゥールの名物料理で、このカフェはそこの監修というのがウリ。たぶん同じ出来のものを食べたはず。
ソプ・ブントゥッ自体はインドネシアの定番料理で、次の日に庶民的なお店で値段3分の1のものを食べましたが、やっぱり次にまた食べるならボゴールカフェだなと思いました。
コピ・ルアク
インドネシアはコーヒーの一大産地です。トラジャコーヒーやマンデリンはすでにおなじみの名前。スーパーでもたくさんの豆が売られています。
そんな中でもひときわ異彩を放つのが「コピ・ルアク」。ジャコウネコが食べたコーヒー豆を排泄後に拾い集めて人間様が頂戴するという貴重なコーヒーです。ひと昔前はその希少性から幻のコーヒーと言われていました。
今日はカフェ Kopi Luwak で1杯1000円(税込み)のコピ・ルアクをいただきました。注文して待つこと5分。ウエイターが目の前でコーヒーの小袋を開封し、匂いを嗅ぎなさいとばかりに小袋を近づけてきます。
「ふむ・・・、良い香りです」。コピ・ルアクの匂いを嗅いだあと一応そんなことを言いましたが、実は違いとかわかっていないんですけどね。
そしてコーヒーの粉がカップに投入され、ウエイターが水筒からうやうやしくお湯を注ぎ、スプーンでかき混ぜてからフタをすると、「2分待って」と言い残し行ってしまいました。
え?まさか粉末?とややあせりつつも2~3分待ち、おもむろにカップのフタを開けてまずは香りを。うーん、やっぱりよくわからない。何か特徴のある香りというわけでもないし。ひと口すすってみると、うーん・・・、1杯1000円と考えると、なんだかとっても美味しいような、でも、やっぱりよくわからない。とにかく穏やかな味。ちなみに最後はカップの底にコーヒーの粉が残ります。もう少し修業を重ねてから再度挑戦しよう。
ナシ・○○(インドネシアの盛り合わせご飯)
インドネシア料理といえばナシ・ゴレンが有名です。ナシ=ご飯 (お米)。簡単に言えば炒飯で、お店によって見た目も味もいろいろ。とりあえずこれを頼めば大きくはずれることはないだろうと、こちらに来た当初はとりあえずナシ・ゴレンを頼んでいました。
しかしレストランのメニューには何やら良さげな盛り合わせご飯があれこれ載っています。これをナシ・チャンプルー(バリ島)とかナシ・ラメス(ジャワ島)と言うそう。ちょっとインドネシア料理にも慣れてきたので、最近はナシ・○○をいろいろお試し中。
Nasi Begana (本来は黄色いご飯) とNasi Berkat。スナヤン・プラザの Remboelan というレストランのもの。どちらも450円。ご飯に合うおかずが少量ずつたくさん載っていて見た目も楽しく味も美味しいです。ほぐしビーフ、チキンカレー、煮玉子、鶏レバー、テンペ、野菜もいろいろ。ここはメニュー全制覇したいなとひそかに野望を持っています。
Nyonya Nasi Lemak。スナヤン・シティーの Penang Bistro。チキン、イカ、白身魚など。インドネシア料理ではなくマレーシア料理らしい。とても美味しいです。レベル高い。
Nasi Rames Rendang、560円。スナヤン・シティーの Kafe Betawi。なんといっても主役はルンダン。さすが世界一美味しい料理(@CNN調査)。でも付け合せのカリフラワーかアーティチョークか何かのココナッツカレー風味がこれまた抜群に美味しいのです。
Nasi Gedug はジョクジャカルタの名物料理。こげ茶色のがジャックフルーツを砂糖やココナッツミルクとスパイスで煮込んだもの。ひとくち食べるとしっかり甘くてちょっと面食らいますが、甘いおかずはご飯に合うもの。
半分くらいは美味しくいただきましたが、さすがに途中で飽きてきました。それを見越してなのか、赤いのが何かの皮(もしかしたら内蔵)を柔らかく煮込んだ激辛のおかず。これ本当に辛かった。口にポイと放り込んだ瞬間、ゴフッとむせました。
そうして甘いのと辛いのを交互に食べるとなかなか具合がよろしい。そして煮玉子。もう何度もインドネシア風の煮玉子を食べていますが、この店(Dapoer Podjok @Senayan City)のはしっかり味がついていてとても美味しかったです。
途中、ああそういえばと気がついて白い鶏肉もパクリ。これがまたしっかり塩味。うーむ、甘い、辛い、しょっぱいの三重奏。インドネシアでは味がはっきりしていた方がいいんだなきっと。
Nasi Liwet はソロの名物料理。ご飯はココナッツミルクで炊いたもの(Nasi Uduk)。ココナッツカレー味のチキン、ココナッツミルクを加熱してモロモロになったものなどを盛り合わせに。さらにココナッツミルクベースのカレーっぽいスープをたっぷりかけていただきます。ココナッツ三昧ですね。
ここ (Remboelan@Plaza Senayan) のは煮玉子、テンペ (砂糖煮?)、豆腐 (砂糖煮?) が添えられていました。全体的に甘口でこってりしていてとにかく味が濃い。とても美味しかったですが、カロリー的にもこれはご馳走の部類なんじゃないでしょうか。
ふー、さすがにそろそろあっさりしたものが食べたいな。
ジャカルタ北部、コタ地区のファタヒラ広場にあるカフェ・バタヴィア。1805年に建てられたコロニアル様式の建物は内部もアンティークな雰囲気をかもし出しています。
そこのナシ・チャンプルーとナシ・ゴレン。
いざマンガドゥア
ジャカルタは知る人ぞ知るコピー天国。その総本山がマンガドゥアです。マンガドゥアITCには高級ブランドのバッグや靴が山積み、野積み。しかもなかなか出来がいいとのこと。今日初めて足を踏み入れましたが (とくに買う気はなく物見遊山)、その熱気に気圧されてしまいました。とにかく売る方も買う方も堂々としすぎ。
マンガドゥアに行ったらお昼ご飯は「俺の餃子」と決めていました。「行けばわかるから」と聞いていましたが、本当に看板にそう書いてありました。餃子ももちろん美味しかったけれど、空芯菜の炒めものや汁麺(ピリ辛トマトスープヌードル)がちょっとびっくりするくらい美味しかった。太からず細からずの麺はもちもちで、小麦の甘さを感じる逸品でした。
インドネシアコーヒーの特徴
インドネシアはコーヒーの一大産地です。本当にいろんな国産豆が売られていて、あれこれ試したい気持ちは強かったものの、いったいどれを買えばいいのか、これまで見当がつきませんでした。
それが、今日ふらっと立ち寄ったカフェの黒板に、なんともわかりやすい説明図が。自分の好きな酸味の強いものから試してみようと思います。
麺のレジェンド@Jalan Senopati
ジャカルタのセノパティ通りには多くのレストランやスイーツカフェに並び、韓国レストランも数軒あります。その中でも世の諸兄が皆ブログでやや興奮気味に語っているのが、麺のレジェンドこと Legend of Noodle という大衆食堂。
メニューは少ないです。お店のおすすめはジャージャー麺 (チャジャンミョン)、海鮮チャンポン、酢豚(Tang Soo Yook)。酢豚は量が多く食べきれそうになかったので、今回はこの二大おすすめ麺をトライ。果たして本当に伝説級の美味しさなのか確かめてきました (土日連チャン!)。
海鮮チャンポンは、800円という値段にしてはかなり賑やかに具が載っています。テーブルに運ばれてきた器をひと目見た時の感動はなかなかのもの。辛さも相当なものですが、海鮮の旨味がスープによく出ています。意外とあっさり?と思ったりもしましたが、化学調味料でどぎつい味にしていないところは好感が持てます。
麺がまた美味しかったです。スパッと歯切れが良くて腰があってよく噛むともちもちで、和洋中の麺の良いとこどりとでも言いましょうか、これはレベルが高い。当然キムチもついてくるし、冷たいお茶も飲み放題。税・サービス料込で1000円弱。大満足でした。
さて、もともと韓国風のジャージャー麺はほとんと食べたことがなく、実はフィジーの韓国料理屋で一度食べたことがあるだけでした。その時は、コクはあるけどいまいち味が足りないし、具はタマネギとジャガイモだけだし、なんだかぼんやりした食べ物だなあと、かなり残念な気持ちになったことを覚えています。
前日のチャンポンがかなり良かっただけに、ジャージャー麺を食べに行こうかどうか少し迷ったのですが、結果として、行って大正解。とても美味しかったです。行ったら必ず食べてください。韓国のジャージャー麺て美味しい!って思うこと間違いなし。具はやっぱりタマネギとジャガイモがメインで、でもお肉もけっこう入っていました。これで550円。まあ見た目が質素ですからね。でも本当に価値ありの一品でした。
麺喰い
ここ1ヶ月の食を振り返ってみたら、呆れるほど麺ばかり食べていました。でもやっぱりお米が日本ほどは美味しくないんですよね。お米が美味しい日本食レストランは値段が高いし。だから気が付くと、お手軽でほとんどハズレがない、そしてもともと大好きな麺ばかり注文しているわけです。ていうか家に帰ってきても麺が多いんですけどね。
せめて昼夜連続はやめよう。
お弁当
インドネシアでお昼をまたぐ会議やセミナーに出ると、主催者からお弁当が配られます。これがちょっとワクワクするんですね、いつも。参加者にとってはお弁当の内容も大切な評価ポイント。主催者側も大変です。
今まで何度かこういった機会があり、純インドネシア風から洋風までどれも美味しくいただきましたが、今日はついに Hoka Hoka Bento(ホカホカ弁当)、略してHokBenが出ました!
インドネシアにしっかり根を下ろしたホカ弁。微妙に南国寄りですが、インドネシアの会議室の中で食べるとこれがまた美味しいんです。まあ自分でわざわざお店にはいきませんけどね。
パダン料理
今日のお昼はパダン料理をいただきました。席に着くとテーブルに小皿料理がドンと置かれ、好きなものだけとって食べて精算というシステム。選んだのはマトンカレー、エビチリ、青菜の炒め物の3品。どれも大辛だけどとても美味しかったです (計700円)。自分は一人だったので12品テーブルに並びましたが、周囲の家族連れは20品以上出されていました。
このチェーン店 Sederhana (スドゥルハナ) というお店、店内は清潔だし店員は親切だし何しろ料理の味が良い。そりゃ繁盛するわけです。辛い味付けが多いパダン料理ですが、今日のカレーはグリコのLEE辛さ10倍くらいかな。辛い物好きなら余裕です。無料でついてくるホットティーを飲むと舌がビリビリッと痛くなるのであらためて辛さを感じますが。
ココナッツの甘さとスパイスの刺激が、日本でもインドでもタイでもなく、やはりインドネシアのカレーだなと思いました。ちなみに、パダン料理は基本手で食べるもののようで、周りのお客さんはみんなそうしていたし最後に手を洗う水を張ったボールもついてきました。また行きたいお店です。できれば何人かで連れ立って。
ミー・アチェ
JKT48メンバーおすすめ店 Seulawah のミー・アチェ。もちもち自家製麺、複雑なスパイスの香り、甘さと辛さと旨味の三重奏。蟹も新鮮で本当に美味しかったです。麺の量も多く満腹&大満足。
場所はスディルマン通り、スマンギ・ジャンクションの少し北にあるJalan Bendungan Hilir (ベンヒル) を左に入り約1km、Dr. Mintohardjo病院の前です。
ここのお店のもうひとつのおすすめが、アチェ名物キュウリジュース。昔からキュウリは大の苦手なのですが、なんとなく雰囲気でオーダーしてしまいました。炎天下を歩いてきて喉がカラカラだったので、もしかしたら今日ならいけるかもと。
結果、あれ?そこまででもない?飲める?意外にクセがないしシロップが入っていて甘いし。・・・と思いつつ飲み進んでいたら、うーん、やっぱりキュウリ臭いなとげんなり。一応飲みきりましたが、もう二度と頼まないかな。我ながらナイストライでしたけどね。
生ハム
ジャカルタの華人街、グロドッ地区で生ハムを買いました。塩気はやや強めですが、まずまずの美味しさ。帰りに買ったサラダと一緒に食べて幸せ気分。また買いに行こうっと。
サテ
今日のお昼は地元の人気店 Jaya Agung でサテをいただきました。Jalan Wahid Hasyim、サリナデパートの東側、すぐ近くです。
ヤギ5本、トリ5本、ソトアヤム、白飯、水で600円也。ヤギがジューシー、そしてピーナッツソースが美味しかった。人気があるのも納得。
ジャカルタ餃子食べくらべ
といっても自分で新規開拓したお店ではなく、先人たちの教えに従い、日本人好みのお店としてよく紹介されている3店舗を食べくらべてみました。
■山東餃子(餃子王将)@グロドック
なんなんでしょう、この名前は。たぶん餃子の王将とはまったく関係ないと思いますが。でも一番日本ぽい餃子です。餃子が食べたいなーと思って食べる餃子の味。皮が薄いので焼き餃子はパリッと香ばしく実に美味しい。でも水餃子は中まで水っぽいのがいまいちでした。タレはまあまあ。餃子の具はバリエーションなし。メニューは他にインドネシア料理っぽいものが。餃子を食べるためだけに行くお店ですね。お茶は美味しくなかったな。
■俺の餃子@マンガブサル
庶民派中華料理屋。メニューはどれも美味しいですが、やはり一番の売りは餃子。とにかく具のバリエーションがたくさんあります。選ぶのに迷ったら、上からひとつ目(レンコン)とふたつ目(ハクサイ)が無難かつ大変美味。1皿10個ですがオーダーはハーフ&ハーフ可。皮が厚くもちもちして美味しい。中華と日本の餃子を足して2で割ったようないいとこどりの餃子です。タレはクセになる美味しさ。お店の総合力は一番。
■Depot 3.6.9@マンガブサル
レベル高いです。美味しいです。でも、日本の餃子というよりは、中華の点心。この感覚、わかっていただけるでしょうか。「今日は餃子が食べたい!」と思ったら、それは点心ではなく、やはり日本の餃子のことなんですよね。そこを納得できるかどうか。豚角煮を蒸しパンにはさんで食べる中華サンドイッチは見た目にも楽しい。タレは甘酢だったので醤油持参が吉。
ライスヌードル
米粉で作られた幅広のライスヌードル、Kwe Tiaw (クェティオ、クイティアオ) が大好きです。いまいち発音がわかりませんが・・・。
インドネシアで麺料理といえばミーゴレン、ミーアヤムが有名ですが、これはちょっとおやつ感覚というか、カップ麺の延長という気がします。
それに比べてクェティオは、もちもちプルプルの麺がいかにも立派な食事という、そんな気にさせてくれる一品です。
お店によって味付けは甘辛だったりストレートな醤油味だったりいろいろですが、とにかくハズレがない。
贅沢にシーフードを入れれば高級料理にもなり、牛の臓物なんかだと安くてガツンと美味い大衆料理になります。
写真はともにマンガブサルのお店。人気店のようですが、なるほど、美味しかったです。味よし、食感よし、値段よし(200~300円)。
老舗のガドガド
ジャカルタで一番美味しいガドガドと呼び声の高い Gado-Gado Bon-Bin に行ってきました。1960年に創業して以来、55年間ずっと同じ場所で営業を続けているそうです。当時はこの通りに動物園 (Kebon Binatang) があり、動物園通りという名前でした。それを短縮して Bon-Bin。面白い響きですね。ボンビン。
インドネシアに来てガドガドを食べたのはこれで3回目。確かに、ここのガドガドが一番美味しかったです。温野菜の水がよく切れていてピーナッツソースが水っぽくなることもなく、また野菜が新鮮でシャキシャキでした。
米粉をバナナの葉にくるんで茹でたロントンはなんのクセもなくあっさりテイスト。揚げ豆腐とゆで卵もボリューム感に貢献。なんというか、欠点のないガドガドでした。そもそも普段ガドガドをそこまで食べたいとは思いませんが、この老舗の味を知ることができたのは良かったです。ガドガドも普通に美味しいんだなと。
店内は40人ほど座れますが、昼12時に行ったらテーブルは相席、しばらくすると外に4組ほど人が並んでいました。客層はおじ様おば様ばかり。昔と変わらぬ安心の味を求めてやって来る常連さんばかりなのでしょう。
ついでに頼んだワンタンメンは、これもまた欠点のない、ごくごく普通の味でした (55年間普通を続ける難しさ!)。
肉骨茶(バクテー)
赴任して5ヶ月ほど、たぶんストレスもあって10月にひどくお腹を壊しました。そんな状態で森林火災の現場に出かけ、煙にやられたり消防ヘリで撮影なんて無茶をしたため2日間乗り物酔い状態が続き、ジャカルタに戻った時には完全に胃と腸の動きがバカになっていました。病院にも行きましたが、1週間たっても2週間たっても食欲は戻らず、食べたら食べたで吐くかお腹ピーピー状態。いつの間にか体重もガクッと落ちました (これはラッキー)。
ようやく食欲が出てきたかなと思えたのは3週間ほどたってから。「今日は食べれる!」と思っていただいた和膳は、ご飯こそ残しましたが、久しぶりにお腹いっぱい食べることができました。と思いきや、結局トイレに駆けこんでしまったのですが。
ということで、少し前から考えていたのが漢方食。この不調を救ってくれるのは中国4000年の叡智だとばかりに、今日はジャカルタで1969年からお店を続けている肉骨茶 (バクテー) の老舗、ソンファに行ってきました。
豚スペアリブの肉骨茶、中華風湯葉+鶏の足、お粥、そしてジャスミン茶をオーダー。まずは中国茶を淹れるところから始まりました。小さな急須にお湯を入れ、これまた小さな茶碗にあふれるほどお湯を注ぎ器を温めます。急須に茶葉を入れ、1煎目は器にたっぷり注ぐとそのままザバッと捨ててしまいました。急須にもバシャッ。飲むのは2煎目から。これが中華の茶道なのか。
肉骨茶は、実はもっと漢方薬っぽいスープを予想していたのですが (昔シンガポールで食べたのがめちゃめちゃ漢方薬っぽかった)、ここのはまったくそんなことはなく、言ってみればとっても美味しいラーメンスープ。豚肉は骨からホロッとはずれて味は淡白。病み上がりでもパクパク食べられます。
中華風湯葉がまた美味しかった。お粥はこれまで何店舗かで食べていますが、今のところジャカルタで一番美味しいと思いました。ジャスミン茶も香り高く、全体がとにかく上質なお味。肉骨茶のスープはなくなるとどんどん注ぎ足してくれるのもグッド。もう少し元気がもどったら、今度は角煮とかいろんなものも食べてみたいです。
ジャカルタのハンバーガー人気店 2選
ずっと胃腸の調子が悪く、身体に優しいものばかり食べていたので、久しぶりにハンバーガーみたいなジャンクフードが食べたくなり、ジャカルタ・ハンバーガーでGoogle検索。そこでヒットした上位2軒に行ってみました。
検索1位の Blenger Burger (Jalan Bumi)。コメントがたくさんついています。どうやらインドネシア人に大人気のお店のようです。Blenger Burgerに到着すると、レジの前に10人ほど列ができていました。テイクアウトで10個くらい持っていく人も。ふむふむ、これは評判通りの人気ぶり。とりあえず一番基本のビーフバーガーを注文しました。16,000ルピア (140円)。安い。値段が人気の秘密?
ハンバーガーの入った箱を受け取って2階のベランダ席へ。とっても良い天気です。箱を開けるとハンバーガーはかなり大きめ。あの値段でこのボリュームならコスパ抜群だけど、逆に味はどうなんだろうとやや不安になりつつ上のバンズを取ってみると、あれ?いやな予感。ひと口パクリ。
うー、やっぱりそうだった。ネリネリの練り物系バーガー。というか味はまんまバッソ (肉だんご)。いや、これはこれでありだと思うんですよ。味は悪くないし。でも、いわゆる普通のビーフバーガーが食べたかった自分には、ちょっと・・・。しかしさすが練り物大好きなインドネシア人に大人気のハンバーガーです。完璧に現地の嗜好をおさえたテイスト。しかもお安い。人気なのも納得でした。
さて、検索2位はその名もRepublic of Burger (Jalan Kemang Selatan Raya)。ビーフパティはオーストラリア産和牛100%、ノーマルサイズは圧巻の250g、ジュニアサイズですら150g。これはバーガーキングのダブルワッパー (113g✕2枚) を上回っています。
自分は一番人気のRepublican Monsterを注文。ソースはブラックペッパーソースをチョイス。注文を受けてからの調理なので10分ほど待ったでしょうか。テーブルに運ばれてきたそれはまさに怪物。はみ出すベーコン、したたるソース、これぞキング・オブ・ジャンクフード。
見ているだけでお腹がいっぱいになりそうだったので、何枚か写真を撮ったらいざとばかりにハンバーガーを両手で持ち上げ、気合を入れて大きく口を開き、ガブリとまずひと口。この一発ですでにあご周りはソースでベチャベチャ、手もソースだらけ、トマトは下にボテッと落ちるし、ベーコンも落下寸前。いやはや楽しい。
あとはなりふり構わずバクバクと一気に食べ進めました。柔らか目のビーフパティからあふれる肉汁が口の中にジュワッと広がります。ただし、大量にかかったブラックペッパーソースの味が濃い。濃すぎて正直、肉そのものの味をあまり楽しめませんでした。頼むならソースは別皿でと言うべき。でもレベルはかなり高かったです。コスパも良好。難点は、自分の家からはアクセスがかなり悪いということ。次に行く機会、あるかなあ。
ちなみに、この日の夜は食べたもの全部出ました。まあとんでもなく脂ギトギトでしたからね・・・。
ホリークラブで蟹を喰らう
The Holy Crabというレストランに行きました。その名の通りカニを食べるお店です。お皿?フォーク?そんなものは一切ありません。テーブルにどさっと、ソースでベチャベチャのカニが置いていかれるだけです。それをひたすら手で食べる。
当然手はソースまみれ、口のまわりもベタベタ。久しぶりにこんなに手を汚してご飯を食べました。でもまったく気になりません。だってまわりの人達みんなそうなんですから。豪快、というよりも、童心に帰れて楽しかったです。
値段は写真のマッドクラブで100g=45,000ルピア(400円)。一人だしあまり大きいのは出てこないだろうと高をくくっていたら、堂々700gの立派なカニが出てきました。イカフライとお水も頼んで合計3,600円也。しびれるお値段。でも美味しかったな。