「蕎麦屋のラーメン」という響きにふと郷愁を誘われ、ふらふらっと3軒まわってみました。「きっとこんな味だろうな」となんとなく想像する味はありましたが、意外や意外、3軒とも味の方向性が異なる、それぞれ個性的なラーメンでした。
あさ乃(静岡市清水区)
煮干しが効いたキリッとしょっぱい醤油スープは、ラーメンと蕎麦の中間のような味。これぞ「蕎麦屋のラーメン」だなと。美味しかったです。あえてラーメンを食べに来る価値あり。750円也。蕎麦つゆはやや強めの甘しょっぱい味 (しょっぱめ)。
狐狸庵(静岡市清水区)
鶏ガラが効いたシンプルな醤油味のスープは、これぞ「昔ながらの中華そば」。何も奇をてらわず、昔食べたラーメンを思い起こさせる味でした。528円也。カレーや炒飯も美味しいです。蕎麦つゆはやや強めの甘しょっぱい味 (甘め)。
清見そば 登呂支店(静岡市駿河区)
鶏ガラに加えたぶん貝とかいろんな旨味がつまっているコクのある醤油スープは、美味しすぎて思わず飲み干してしまったほど。醤油ラーメンとして普通にレベル高かったです。700円也。蕎麦つゆは程良く甘しょっぱい味。ラーメンも蕎麦も自分的には好みのど真ん中でした。ちなみに本店がJR静岡駅のすぐ南側にあるので、そちらも行ってみたいです。値段構成とかちょっと違ったりするので。