A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

タイの香り米 ホムマリ(ジャスミンライス)

タイの香り米「ホムマリ (Hom Mali)」(ジャスミンライス) が、"世界コメ会議 (World Rice Conference 2021)" で昨年に引き続き2年連続で世界一 (World's Best Rice Award) の栄冠に輝きました。去年はこのニュースを聞いてさっそくお米を買いに走ったものです。(⇒過去記事)

普段あまりお米を食べないのですが、今回また久しぶりにホムマリを家で炊いていただきました。ホムマリの産地、タイ東北地方 (イサーン) の新米です。お米の粒は小さい (細い) のでちょっと見劣りするような気もするのですが、Wikipediaによるともともとそういうものだそう (⇒コチラ)。

また、タイはお米の二期作・三期作ができ、一年中お米が流通しているので、「新米の季節」という感覚はあまりないようですが (パッケージにもことさら新米を強調しているものはないように思います)、今回はちゃんと新米ということで、期待も高まりました。炊飯中に漂ってくる香ばしい匂いにワクワク。

さて、炊きあがり。去年も思いましたが、タイ米の「パサパサした」といった一般的なイメージとは随分違って、意外にネットリしていてモチモチ感もあり、何よりこの香りは日本米とは大きく異なる素晴らしい特徴です (日本米の甘い香りも好きですが)。

まずは日本から持ってきた梅干しを少しずつかじりながら、できるだけお米そのものの味を楽しみました。いやあ、美味しかったです。ご飯茶碗1杯では箸が止まらず、この日はけっこう食べてしまいました。

f:id:ishigaki10:20211221121758j:plain

翌日からは、同じくイサーンの食べ物であるムーヨー (ハム) をそのままと、野菜炒め、野菜スープにしてホムマリと一緒にいただきました。咖喱屋カレーはイマイチだったかな。屋台で買ってきたタイカレーの方が良かった。

f:id:ishigaki10:20211221221056j:plain

サイクローク・イーサーン (ソーセージ) はコクのある味と脂のコッテリ感がお米とよく合いました。

f:id:ishigaki10:20211221221433j:plain

ちなみにムーヨーは乾燥を防ぐためバナナの葉でキッチリ包まれていますが、この葉っぱがけっこう上げ底というのは有名な笑い話だそう。確かにあらためて見ると葉っぱ部分がぶ厚いなあ。。

f:id:ishigaki10:20211221221759j:plain

※世界コメ会議で受賞したお米は、イサーンで育てられた "Hom Mali 105" だそうです。