BTSサパーンクワイ駅のすぐ南側、パオロ記念病院の裏手 (東側) の小路に、カオカームーとカオマンガイが美味しいお店がありました。店名はソムチャイ (ラーン・ソムチャイ/Somjai Shop、ソムチャイ・カームー/Somjai Braised Pork Leg)。
初めて行った時は店頭の鶏が美味しそうだったので一瞬迷いましたが、店名にあるくらいなのでまずはカオカームーをオーダー。ちゃんとしたカオカームー屋には必ずあると言われる生ニンニクと青唐辛子も卓上に常備されていました。スープがおまけとは思えぬ美味しさだったのは拾いもの。
カオカームーはお肉たっぷり。これで40バーツ/140円です (大盛りは50バーツ)。お得感満載。大通りから1本裏手に入ると一気にタイの庶民価格になる感じですね。タイ人にとっては40バーツが1食の目安らしいです。
味付けは甘辛ダレがおだやかで、豚肉の旨味が楽しめました。脂身が少なめなのでコスト的にはさらにお得なのかもしれませんが、個人的にはカオカームーは脂身が多い方がうれしかったりするので、ここは各人の好みですね。
日をおいて今度はカオマンガイを食べに行きました。こちらもスープがおまけとは思えぬクオリティ (見た目はアレですが美味しい)。カオマンガイの鶏肉は皮がムッチリ、お肉はモッチリ。他店に比べて少しだけ濃い味付けのお米が文句なく美味しかったです。
タレは辛味が強くてちょっと独特でしたが (普通は生姜醤油系が多い、でもここのもパンチがあって美味しい)、トータル40バーツ/140円でこのクオリティには驚かされました (大盛りは50バーツ)。あまり目立たないこんな場所に、名店クラスの逸品あり。バンコクの食は奥が深い。
■関連過去記事
→カオカームー(タイの豚足ご飯)
→カオマンガイ1(チキンライス)
→カオマンガイ2(突然、カオマンガイが食べたくなって)
→カオマンガイ3(ホテルのカオマンガイ@Ruenton)