A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

カオマンガイ(チキンライス)

タイのチキンライス「カオマンガイ」は、いわゆる海南チキンライスとほぼ同じもので、バンコクのあちこちで食べることができます。

Go-Ang (ピンクのカオマンガイ)

Google MapにはRaan Kaithongという店名で載っていますが、お店の看板にはGo-Angと書かれているので、どちらが正しいのかな。看板や店員の制服の色から「ピンクのお店」として知られているので、「ピンクのカオマンガイ」と言う人も。

日曜朝10時、行列はなくすぐに着席して一番シンプルなカオマンガイ(40バーツ=140円)をオーダー。まずこの値段でこのクオリティーということに驚きました。鶏はフワッとやわらかく丁寧に仕上げられ、ご飯は一粒一粒がはりを保っていて良いお米を使っているのがわかります。

でも正直、鶏の旨味はすべてスープに出てしまっているようで、鶏肉自体はかなりあっさりめ。お米ももう少し味があったらなと思ったり。その分スープが素晴らしく美味しかったのと、複雑な味わいのつけダレは秀逸でした。きっと何度食べても飽きない美味しさ。トータルではやはりレベル高いです。

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文東記

注文は鶏のサイズ(小・半身・1羽)で選び、チキンライス(30バーツ)は別皿。ちょっと多すぎるかなと思いつつ、いろんな部位を食べたかったので半身(300バーツ=1000円)をオーダー、あとはチキンライスもひとつ。

丁寧に蒸し上げられた鶏の身は部位によってふんわりしっとりむっちりもっちりといろいろな食感が楽しめる上、さらに皮がすばらしくプルンプルンなので、鶏の美味しさをすべて味わうことができます。ただ、半身はさすがに多すぎました。最後はけっこうお腹いっぱいでした。300バーツは高いと思うけれど、量が多いのでシェアすればコスパは高いです。

生姜醤油系のタレがまた秀逸。素晴らしく美味しい。これだけ欲しい。マジで。でもご飯は正直ちょっと芯が残っていて、下手したら屋台のチキンライスの方が美味しかったかも。カオマンガイ(海南チキンライス)は鶏肉よりむしろご飯に重きを置く自分としてはちょっとだけ不満が残りました。

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プロンポン駅高架下

もう少しいろんなところで食べてみようかなと思い、BTSプロンポン駅の高架下の屋台で2日連続テイクアウトしてみました。下の写真は20バーツ(70円弱)です。すごい。安いのに普通に美味しい。蒸し鶏のふんわり加減はいまいちでしたが、肉のシコシコ感がちょっと残っていてむしろこっちの方が好きという人は多いんじゃないかなと思いました。ご飯はもっちりしていてかなり好み。

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次の屋台 "ヘンヘンカオマンガイ" はかなりの人気店だそうです。夕方だったので仕事帰りのタイ人がたくさん並んでいました。こちらは45バーツ (150円)。スープ付きというのがうれしいですね。肉はふんわり上質、皮がないのでさっぱりした美味しさ。

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Kuan Ah@ラーマ3世通り

次はラーマ3世通りのワット・パリワートの近くにある海南チキンライスのお店 "Kuan Ah"。店内は広く、大宴会が可能です。海南チキンライスはスモールを頼んだつもりが丸ごと1羽来てしまい(もともとスモールはなさそう)、かなり苦しい展開に。値段は400バーツ(1400円)といいお値段しますが、3~4人前あるので、複数で行ったらコスパはいいと思います。

でも、チキンの食感がイマイチだったかな(水っぽい&繊維っぽい)。旨味もあまり。半分くらいでギブアップしましたが、テイクアウトしても家で食べる気がしなかったので、申し訳ないけれど残してしまいました。

皮も黄色っぽくて地鶏かなと思ったし、見た目は本当に美味しそうなんですけどね。なんでだろう。この日たまたま仕込みが下手だったのかな。

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