以前「YUN (雲)」という台湾スイーツカフェで豆花を食べるため訪れた、サトーンの Soi Saint Louise 3 (Chan 18/7 Alley)。他にもたくさん庶民的なレストランがあって、ずいぶんにぎやかな通りだなと思っていましたが、その後あらためて何度か通ったので、いくつかお店をご紹介。といっても3軒だけですが。
今はBTSセントルイス駅ができたので、そこから南に約1km歩くのが簡単かつ最短です。それでもちょっとアクセスが悪いですね。他にも行きたいお店はいくつかありますが、普段はなかなか足がのびません。良く言えば穴場ですが。
カオカームー・トローク・ガイ
緑の丼マーク認定店のカオカームー屋さん。やはりさすがの美味しさでした。豚肉はとろけるほど柔らかく煮込まれ、皮はプルプルでこってりトロトロ。タレは濃すぎず薄すぎず、甘辛の塩梅も絶妙。付け合せの漬物も酸っぱすぎず個人的にはドンピシャ。
ただし、ご飯はポソポソでいまいちでした。というか、カオカームー屋でご飯まで完璧だったお店は今までなかったんじゃないかな。とにかくどのお店も豚足だけに命をかけていて、お米にはまるでこだわりなしです (1皿50バーツ前後のお店の話です)。
カオマンガイは鶏肉が主役と見せかけて実は鶏の旨味を吸ったお米が重要視されるため、人気店は間違いなくいいお米を使っているのですが、カオカームーの場合、お米は完全にコストカットの対象といったところ。この点、カオカームー好きとしては残念です。写真は大盛り55バーツ/190円。煮玉子つければよかったな。
Yoo-Nguan (Lao Yu)
フィッシュボールヌードルのお店。Googleマップのレビュー数650以上の人気店です。クリアなスープは典型的な塩系タイラーメンのそれ。コク少なめ、塩気少なめ、やや甘め。食べる時は卓上調味料でお好みに。自分はいつもチリパウダーを投入。キリッと味が引きしまります。バミー (中華麺) も茹で加減バッチリでした。
フィッシュボールは新鮮で自然な美味しさ。とくに揚げシュリンプボールがよかった。変に味付けし過ぎていないし、混ぜものもたぶんミニマム。お正月に食べた紀文のおでん種の、混ぜもの過多・調味料過多の味にくらべたら、地味だけれど大変好ましい味でした。紀文もあれはあれで美味しいんですけどね。写真は大盛り60バーツ/210円。
リムラオサー (林老三)
フィッシュボールヌードルのお店。ネットの写真で見たフィッシュダンプリング (餃子っぽい形のもの) が美味しそうだったので訪問。はい、なかなか美味しかったです。たぶん中身は豚肉で餃子の皮が魚肉ではないかなと。スープは穏やかな味。フライドガーリックがいいアクセントでした。写真は普通盛り50バーツ/170円。
通りの様子
コロナ前はもっと混雑していたイメージ。それでもまあまあにぎやかです。