2026年2月18日、おおむね世界各国で、イスラムの断食月が始まりました。ヒジュラ暦 (イスラム暦) 1447年9月 (ラマダーン رمضان) 1日の新月を観測したかどうかで、地域差もあります。
ラマダーンはヒジュラ暦第9月の名前で、断食はアラビア語でスィヤームまたはサウムです (صوم/صيام)。
イスラム教徒に断食しているのかたずねるつもりで「ラマダンしてるの?」などと聞く人もいたりしますが、それは間違い。
この1ヶ月間、イスラム教徒は日の出から日没まで飲食を絶ちます。世界中のムスリム/ムスリマが、王様も庶民も同じ忍耐を経験することで、帰依の心と連帯感が高まります。
自分に厳しい人は唾すら飲みませんが、一方で、ラマダン中はほぼ毎晩お祭りのような雰囲気を感じました。実際、この1ヶ月間は年間でもっとも肉の消費量が多いそうです。
ヒジュラ暦は太陰暦です。1年が354日ですから、西暦 (太陽暦) とは毎年11日ずれが生じ (早まる)、約33年でぐるっと1周します。つまり、ラマダンの季節は変わるということ。

北半球・南半球でも、1日の断食の時間 (日が出ている時間) は異なります。冬は短く、夏は長い。今年はだいたい12時間から15時間まで幅があるそう。

そう言えばいま開催されている冬季五輪、大会終盤でラマダンになりましたが、中東やマレーシアの選手はどうしているのかな。すでに競技を終えていたならいいのですが。
ということで、ラマダン・カリーム!
