タイやインドネシアにくらべたら、大洋州のトンガとフィジーは国土も人口も経済規模もかなり小さく、気候風土や民族の多様性も限定的です。
なので、郷土料理やローカルスイーツも限られた数しかありません。ということでなんとかプラスアルファを絞り出して、以下のとおり両国で食べたスイーツを紹介します。
トンガ
■ファイカカイ
トンガのファイカカイは、キャッサバ・タロ・小麦粉などで作る、柔らかいお団子のようなスイーツです。
マーケットで買うこともありましたが、たいてい誰か (会社のスタッフやアパートの大家さん) の手作りをもらって食べていました。

マーケットではよくバナナの葉っぱで包んで売られていました。茶色くトロッとしたソースはパームシュガーでしょうか。深みのある甘さがとても美味しかったです。



■ケケ
先日くら寿司でもいただいたケケ (⇒コチラ)。サーターアンダギーみたいと言う人も。こうした揚げパンの類は世界中にありますが、どれも素朴な美味しさがありますね。

■サトウキビ
サトウキビは子供たちの手軽なおやつです。チョコレートやケーキ、クッキーなどはなかなか買ってもらえないので、甘味はこれで補充。

ちなみに、安価なスナック菓子もあまりないので、子供たちはインスタントラーメン (袋麺) に粉末スープをふりかけてポリポリおやつ代わりに食べています (大人も)。

■シナモンロール
「パン屋がシナモンロールを始めた!」という情報は瞬く間に伝わり、自分もさっそく買いに行きました (他にも食パンとか)。久しぶりに食べるシナモンロールの、なんと美味しかったことか。

■プロフィトロール
トンガの首都ヌクアロファにはイタリアンレストランが数軒あって、美味しい洋風スイーツをいただくことができました。「ウォーターフロント」のプロフィトロール、美味しかったなあ。

■中華ごま団子
日曜日はあらゆる就労が禁止されているトンガですが (飛行機は飛ばずタクシーも走らず警察も刑務所も休み)、中華料理屋は開いていてありがたかったです。
朝から飲茶を提供するお店にはよく通いました。とくにごま団子。あんこの甘さが恋しくなったらここに来ていました。

■NZアイスクリーム
輸入品なので割高でしたが、どうしてもアイスクリームが食べたくなった時は、ニュージーランド製のカップアイスを買って食べていました。

フィジー
フィジーのローカルマーケットに行くと、バナナやタロイモの葉っぱで包まれたフィジー (ポリネシア) のスイーツがたくさん売られていて、たまに買っていました。

写真の Falawa と Tavioka はともにデンプン系のスイーツで、Falawa は甘く、Tavioka はほのかな酸味が。どちらもロボ (Lovo=蒸し焼き)、素朴な味がして美味しかったです。
この時はもうひとつ、おかず系も購入。Rourou Moci (川エビのすり身焼き) は塩気があってご飯のお供にぴったりでした。



あとは細長い Bila も買ったことがあります。キャッサバを発酵させたもの。ネチッと半透明でヨーグルトっぽい酸味がありました。味は悪くなかったです。二度目は買わなかったけれど。

■クリームバン
ローカルスイーツと言えるかわかりませんが、クリームバン (Cream Buns) はすこぶる美味しかったです。クリーム欲求はこれでわりと満たされました。写真はクリームバンとクリームスコーン。

■インド系スイーツ
フィジーの人口のうち半分近くはインド系だったので (国籍はフィジー人)、スバの町にもあちこちインド系料理やインド系スイーツのお店がありました。
色的にはあまりにもカラフル過ぎて、食べるのに躊躇してしまいますが、食べてみればミルク感が濃厚で意外と美味しかったです。ただしかなり甘い。


光のお祭りディーワーリーの夜、毎年インド系フィジー人スタッフのお宅に招待されました。普段食べない分、インド系スイーツをここぞとばかりにいただきました。

■ホテルの洋風スイーツ
世界中からツーリストを集める観光大国フィジーには、外国人向けのホテルやレストランがたくさんあります。
高級リゾートホテル宿泊は年イチくらいでしたが、たまにはそんな贅沢をしたものです。スイーツはもちろん美麗かつ美味しかった。




■中華あんまん
フィジーにも中華料理屋はあちこちにあって、週末の朝は飲茶を提供するお店もありました。あんまんが美味しかったなあ。中華風のあんこもゴマが効いていて美味しいんですよね。エッグタルトもなかなかのものでした。

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以上です。トンガとフィジーをくらべたら、さすがは大洋州の中心国フィジー、圧勝の感が否めませんが、それでもなお、自分はトンガの素朴さを推したい心境。