A Dog's World 

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ホンダ50cc今昔(1981年ホンダオートバイカタログ)

ホンダ「スーパーカブ50・Final Edition」がついに発表されました (⇒プレスリリース)。1958年に初代モデル「スーパーカブC110」が発売されて以来、今日まで50ccを含むバリエーションを増やしながら長らく愛されてきたカブ。50ccは燃費お化けだし (リッター100km!)、本当にいい「足」なんですけどね。

自分も一時期ですがスーパーカブ50のオーナー「カブ主 (ぬし)」となり、あらためてその魅力を知るところとなりました。現在は、自分の使い方とは少し違うのかなということと、原付を必要としていた知人がいたので、そちらに譲ってしまいましたが。

でも次は、実はスーパーカブ110を買う気まんまんだったりします。まだまだ動く20年選手のエイプ100をどうしようか、ちょっとだけ悩んでいますが。キャブ車は貴重なんだよなあ。

ホンダに限らず、来年には軒並み50ccオートバイは廃止されていくのでしょう。何より、だいぶ前からすでに50ccはほぼ絶滅危惧種でした。

手元にあった昔懐かしのホンダオートバイカタログ1981年版とくらべてみると、それはもう一目瞭然。

1980年代前半はオートバイ4大メーカーによる熾烈なパワー競争が始まった時期で、オートバイ全体のラインナップも豊富だし、50ccだけでも数多くのモデルがありました。

当時はホンダ・ヤマハ・カワサキ・スズキから毎月のように新車が発売され、その度にクラスの最高馬力が更新されていく、すごい時代でした。

スーパーカブ50・Final Editionは2000台の販売を計画しているそうですが (受注期間限定)、どうか転売ヤーなんかではなく、本当に原付を愛する人たちの手に渡ってほしいですね。

関連過去記事
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