A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

インドネシアとタイのオートバイ風景

8月19日は「バイクの日」ということで、関連過去記事のうちブログ引っ越しの際に削除していたものをいくつかピックアップ。インドネシアとタイです。

東南アジアとくらべると、ほとんどオートバイが走っていないんですよね、ウズベキスタンて。せいぜいフードデリバリーのスクーターくらい。残念。

バイクの聖地スナヤンシティー

小型バイク (ほとんどスクーター) が洪水のように走っているジャカルタですが、週末のスナヤンシティーはひと味違います。

ハーレー、ドカティ、BMW、MVアグスタ、隼、ニンジャ等々、高級大型バイクがこれみよがしにズラリと並んでいます。完全に見せびらかしていますね。羨ましい。

ジャカルタ中央部にあるショッピングモール「スナヤンシティー」は、週末、ライダーの聖地と化します。

うちのアパートからは歩いて10分。毎週日曜の午前中は大通り沿いのスタバでバイクを眺めながらのコーヒータイムです。

この日は50台以上集まっていました。日本でもこれだけハーレー、BMW、ドカティなど大型バイクが街なかの1ヶ所に集まることはないのではないでしょうか。

特にハーレーはノーマル車はほとんど見当たらず、みんな爆音のエキゾーストノートを轟かせやって来ます。

オレンジのスポーツスター883Rが入ってきた時は特に心が躍りました。自分が乗っていたバイクには親近感もひとしお。

バイクを停めてみんなスタバに集まってきます。シュッとしたお兄さんからお腹の出たおじさんまで、みんないい笑顔。

883をイイ感じにいじっている人が多くてそれを見るのも楽しいのですが、この日一番カッコイイと思ったのが、写真最後のホンダGL (CX) カフェレーサー風。

シブい、シブすぎる、、いぶし銀とはこのことです。やるな、インドネシア人。

ハーレー・ポリスエディション

日曜日のジャカルタ、スナヤンシティーのスタバ前。
ハーレー・ロードキング、ポリスエディションがいっぱい!(1台ゴールドウイング)
さすがにおまわりさんじゃないと思いますが、これ、公道走っていいのかな。。

ビンテージバイク

いつものスナヤンシティー、スタバ前で激レアなバイクを発見!!
これはBMW R26なのか? 本物? 走るの?
興奮気味にコーヒーを買ったまではいいのですが、
よそ見しているうちにバイクはいなくなっていました。
エンジン音聞きたかった。。。

謎のニンジャ

インドネシアの道路はうんざりするほどたくさんの小型バイクが走っています。このまま豊かになっていったらだんだん車に移行していくのかなと思いますが、まだまだバイクは庶民の足として絶大なる人気を博しています。

バイクのシェアは日本の4大メーカーが99%と言われており、日本からの輸入もありますが、主流は日本のバイクメーカーがインドネシアで現地向けに生産している小型バイクです。

日本ではすでになくなってしまった排気量モデルや、日本ではもう発売されないであろう150ccの2ストロークスポーツバイクなどもあったりします。

まずはCB100、カッコイイですね。古いモデルですがきれいに乗っています。ほれぼれ。日本においてあるApe100を思い出しました。やはりこの佇まいがイイ!

続いてニンジャ。セパハンにしたりチャンバーを交換してあったり、なかなかの走り屋風ですね。本当にこんなニンジャあるの?と思っていたのですが、調べてみたらありました、インドネシア製でした。

Kawasaki Ninja R といって、エンジンは150cc、2ストローク、30馬力。車重は125kgですから、これは速い!価格は29,600,000ルピア(25万4000円)。買って帰ろうかな。2ストなら自分でメンテもできそうだし。まあ環境性能はきっとダメダメですけどね。

ジャカルタの路地裏

トランス・ジャカルタ (公共バス) をマンガブサルで降りて、ガジャマダ通りを北進、次の大きな通りを右折でマンガブサル通りに入ります。

ふと、手前の小路を右に進んでみようと思いました。ちょっとだけショートカット。Google Mapではちゃんと道がつながっています。

そこは、細い細い道路の両側に路駐バイクと屋台と雑貨屋と人がひしめき合う、生活感と匂い (臭い) に満ちた空間でした。

「路地裏にこそ人生がある」

そんなありきたりな言葉を思い出しましたが、よく考えると、ここで暮らす人々にとっては、この小路こそが表通りなのかもしれないなと、そう思ったのでした。

バイク3人乗り

インドネシアでは庶民の足として小型バイク (スクーター) が大活躍しています。驚くのは親子3人乗りがけっこう普通に見られること。

それでも時速30kmくらいは出ていますし、転倒したらと考えると見ているこちらがゾッとしますが、意外とみんな平然と走っています。

こんな光景も10年か20年したらきっとなくなるんだろうなと、半分期待、半分残念に思いながら、今日も親子バイクを見つめる自分でした。

旧車バイク@バンコク

インドネシアもそうでしたが、タイもオートバイの旧車を見かけることが多く、バイク好きとしてはテンションが上ります。旧車といっても特別に歴史的なものではなく、昭和40年代、50年代に生産された小型の普及車です。

この日見たものはきれいに保たれたものでしたが、普段見かけるのはもっとボロボロでサビサビになったものばかり。これらに乗っているのは旧車愛好家などではなく、買い換えるお金もないしまだ乗れるから乗っているといった面々でしょう。

それがまた良いんですね。「日本車=丈夫で長持ち」の証でとても誇らしいです。

タイカブ

タイで現地生産・販売されているホンダスーパーカブ。色はオレンジと水色。日本のよりこっちの方が可愛くていいなあ。

ホンダバイクカフェ@バンコク

エカマイ通りにあるホンダバイクカフェ「グレイハウンドコーヒー (Greyhound Coffee)」は、バイク好き (ホンダミニバイク好き) にはたまらないカフェです。

モンキー125、スーパーカブ125Cなどが所狭しと展示されています。カウンターのイスもご覧の通りの懲りよう。

10年来のApe100乗りとしては、非常に楽しい時間を過ごすことができました。

バンコク国際モーターショー2020
バンコク国際モーターショー2021