昔からどちらかと言えばハンバーガーよりホットドッグの方が好きだと自分では思っているのですが、じゃあどのくらい食べているかと言うと、実際ハンバーガー屋に行ったら、ホッドドッグを横目にいつもハンバーガーばかり食べているなあと。
理由のひとつは、これまでほとんどイスラム圏に住んでいること。何しろポークソーセージがありません。ホットドッグのソーセージと言えば、やはりポークです。ホットドッグのオリジンだって、フランクフルター (ポークソーセージ) でしょう。
日本にいる時は、モスバーガーに行ってホットドッグとテリヤキチキンバーガーで幸福感に浸れる自分ですが、理想を言わせてもらえば、ナンカレードッグが至高。ナンカレードッグって何で常設メニューにならないんでしょうね。本当に美味しいのに。まあそれはさておき。。
ウズベキスタンでもいくつかホットドッグをいただきました。もちろんどれもビーフソーセージです。美味しくないわけではないし、慣れれば濃厚な風味が美味しいと感じるようになるのかなとも思ったりしますが、うーん、そこはなかなか。
ただ、最近食べた「バーガー大使館」は素晴らしかったです。ソーセージだけで言えばダントツ1位。タシケントでは唯一無二かも (実食サンプルが少なすぎますが)。ということで、久々にホットドッグ熱が再燃している今日この頃です。では、そんな4店をご紹介。
■Embassy of Burgers (Map)
ニューヨークホットドッグ、25,000スム/300円。タシケントに4店舗ありますが、自分が行ったのは自宅から歩いていける、上のマップリンクのお店。静かな並木道の横に佇むお洒落な店舗です。他店と同じくビーフソーセージですが、唯一、パキッと感があり、そしてジューシーさもあって、日本で食べるポークソーセージとあまり変わらない感覚で、美味しくいただきました。くらべれば値段は高めですが、パンも大きめだしソースもたっぷり、値段の分は十分価値ありです。次からもうここのしか食べられないかも、とも思ったり。他にもボストンホットドッグ (25,000スム)、ホットドッグジュニア (18,000スム) があります。
■EVOS (店舗多数)
ホットドッグ、15,000スム/180円。ローカルのファストフードチェーン店。ライバルのオクテパ・ラバシュより微妙に高いけれど、その分、はっきりとクオリティが高いです。しっかりしたパン、長めのソーセージ、多めの野菜、ほどよいソースの量、何より見た目がしっかりしています。一度は食べてみる価値あり。これでソーセージがもう少し美味しかったらなあと。いや、美味しくないわけではありませんが、よくあるもっさりしたビーフソーセージです。可も無く不可も無く。
■Chef Burger (Map)
ホットドッグ、13,000スム/156円。市内に3店舗ありますが、自分が行ったのはミノール駅の北側にあるお店。シェフバーガーと言えばもちろんハンバーガーが人気のお店ですが、自分はあえてホットドッグを (コーラとポテトのセットで35,000スム)。値段は意外にも安い設定ですが、他店より小ぶりで、また見た目はシンプルの極み。でも、ホットドッグなんてこういうのでいいんだよ、と思える人には最高の1本。
■Oqtepa Lavash (店舗多数)
ホットドッグ、12,000スム/144円。ローカルのファストフードチェーン店。ホットドッグを包み紙から取り出した時はちょっと驚きました。ホットサンドのように押し焼きしているのが特徴。開いてみると中には得体の知れないソースがたっぷりで、見た目はアレですが、けっこう美味しいです。でもやはり汁気が多すぎて、テイクアウトして15分後に家で食べたらすっかりパンがシナシナになっていて、なんとも言えない食感でした。作りたてをお店で食べたら、もっと美味しいに違いない。ソーセージは細いな。
以上、タシケントで食べたホットドッグのレビューでした。次はどこに行こうかな。