ヒジュラ暦1445年第9月「ラマダン」になったことが確認され、本日 (3月11日) からイスラム教徒の断食 (サウム/スィヤーム) が始まりました。ヒジュラ暦を西暦と対応させたカレンダーは次のとおりです。
ヒジュラ暦は太陰暦のため西暦より11日短く、すると去年のラマダンは3月22日頃始まったはずですが、その頃はウズベキスタンに来てまだ1ヶ月ほどであまり気持ちに余裕もなく、またタイ生活を数年挟み久しぶりのイスラム圏だったため、ラマダンの風景を楽しむ余裕はありませんでした。
というか、去年はラマダンがいつの間にか始まって、気づいたら明けていたくらいの感覚でした (しょっぱながナウルーズの祝日とかぶったのもあり)。会社の食堂も開いていて何も気にせずお昼ご飯を食べていたし、ちょっとしたセミナーがあって出席したら会場のホテルにはお昼のビュッフェが用意されていたし。
写真フォルダを見返したら、去年はラマダン中の週末に何度もお昼ご飯を食べにレストラン (ウズベク料理のお店) に行っていました。会社のウズベキスタン人も普通に働いていたように見えたし、意識しないとラマダンだということが本当にわかりません。
今年はもっとしっかりみんなの動きを見て、職場でも不用意に水を飲むなんてことはしないよう気をつけたいなと。お昼ご飯は、お店が開いているなら別に気にしなくてもいいような気はしますが、どうせ外食するならイフタール (日没後の食事) にしようかな。
ウズベキスタンの生活は、意識しないとイスラム圏にいることを忘れてしまいがちです。ヨーロッパ (ロシア) っぽさも多々感じるし。でも、自分の周りのウズベキスタン人はみんなイスラム教徒ですから、せっかくならそちらに合わせて、あれこれ不自由や違和感を楽しんでいきたいと思います。
ではでは、ラマダン・ムバーラク!
(この期間はイスラム圏で起きている紛争もお互い停止してほしいです)
※いつもマクドナルドのやつを貼っていましたが、ウズベキスタンにマックはないので今年はウエンディーズのも (ウエンディーズはいっぱいある)。