A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

クザ・カティック(ウズベキスタンの壺入りヨーグルト)

乳製品が豊富なウズベキスタン。以前、スズマ、スメタナ、カイマックという3つの乳製品を紹介しました (⇒コチラ)。

普段は普通のヨーグルトもよく食べているので、そのうち今回は「クザ・カティック」を紹介したい思います。

スーパーマーケットでは何種類もローカルヨーグルトが売られていますが、やはりインパクトが強いのは壺入りのもの。

「クザ・カティック」のクザ (Ko'za) は壺、カティック (Qatiq) がヨーグルトです。プラスチックのバケツに入ったものもありますが、やはりおすすめは壺入り。

容量700グラムで21,990スム/264円。プラスチック入りが同量で15,000スム前後なので、高いと言えば高いです。

ただ、そもそもの品質がいいかもしれませんし、なによりこの値段で食べ終わったら壺まで手に入るという優れものです。個人的には半分は壺目当てです。

壺の封を開けるとヨーグルトの表面が泡立っていますが、これは食べてもとくに気になりません。口の中でまったく違和感なしです。

ヨーグルトは純白でなめらか、酸味もほどよく、とても食べやすいものです。自分はもっと酸っぱくてもいいくらいですが、万人に食べやすい、安心の味。

スプーンですくってお皿に移すと、下の写真のとおり形を保ちます。水切りしたヨーグルトくらいの固さ。自分はこのくらいが一番好きです。

そのまま食べても美味しいし、無糖なのでジャムやハチミツをかけてもいい感じ。700グラム入りのものですが、今回も3回で食べきってしまいました。

* * *

今でも自分の中で最高峰のヨーグルトは、サウジアラビアの「素焼きの鉢に入ったヨーグルト」です (下の写真)。

普通にスーパーで売っている品でしたが、目の覚めるような鮮やかな酸味が、本当に美味しかったです。

ウズベキスタンでもあれくらい美味しいヨーグルトを見つけたいですね。