旧市街のレトロカフェ食堂「Pat Cafe Bo Raan」で、「カオプララームロンソン」というあまり見ないタイ料理をいただきました。実は伝統的なタイ料理だそうですが、食べられるお店は限られているそう。これまでパットカフェには何度か食べに来ていて (⇒コチラ)、いつも店頭のバナーが気になっていたので、今回ついにオーダーしてみました。
料理名は「王様の沐浴」という意味です。宮廷料理のひとつだったんでしょうか。その割に見た目はちょっと地味ですね。そういえば「カオチェー」も宮廷料理ですが、けっこう質素な感じがします。あまり贅沢をしない王様たちだったのかな。
料理の特徴はなんといってもピーナッツソース。野菜の上に豚肉が載っていて、そこにピーナッツソースがたっぷりかけられています。インドネシア料理 (ジャワ料理) ではピーナッツソースが多用されますが、タイ料理だと意外にないんですよね。なのでとても新鮮に、そして懐かしく、一口ごとに噛み締めながらいただきました。
まあでも思っていたよりちょっと赤かったんですよね。スイートチリソースがたっぷりめに入っている感じ。甘くてピリ辛で。本当はもうちょっと黄土色で、もっとピーナッツ感があるのが正解なのかもしれません。