A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

下町の人気タイレストラン

クルア・アプソーン(1)

スクンビット界隈にもタイ料理の名店と呼ばれるお店はいくつもあるわけですが、高級なお店には気後れして行けず、かといって屋台や激安食堂というのもどこか物足りない。どこかに程良いお店はないか。

探したらありました。バンコク旧市街にある Krua Apsorn。いつも旅行者と地元の人たちで行列ができています。値段はカニ・エビメニューを除けばそれほど高くなく(1皿100-200B)、もちろんどれも味は折り紙付き。

スクンビットからだとセンセープ運河ボートで終点まで行き、下船したら700m歩けば到着。ボートが安くて便利で渋滞知らずなため、もっぱら最近はこの行き方です(Asoke~Phanfa Bridge:13バーツ)。乗船中に土砂降りに遭うと船の座席で傘を差す羽目になりますが。

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ここに来たらありきたりの料理ではなく、あまり他では見ないものをオーダーしたいところ。自分は定番のカニのカレーに加え、カニ玉風オムレツ、蓮の茎のイエローカレー、カウスリップ(サクラソウの仲間)のつぼみの炒めものなどいただきました(←何度か通って)。

カニのカレーはこのお店で一番高いメニューです(500バーツ/1700円)。高いだけあってカニの身の味が濃くしかもどっさり入っています。味付けはどぎついものではありませんが納得の濃い口。襲い来る旨味の嵐にめちゃめちゃご飯が進みました。卵のフワフワ感はプーパッポンカリーの本家ソンブーンには及びませんが、その分油の量は少なめでヘルシーかなと。濃いけれどすっきりしていて本当に美味しいです。

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カニ玉風オムレツもカニの身がぎっしり入ってお得感あり。これも名物メニューだそうです。

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蓮の茎は初めて食べましたが、ホワイトアスパラっぽいシャクシャクした食感。甘酸っぱいカレースープは「甘2:酸っぱ8」くらい。けっこう酸っぱいけれどエビ味噌が溶け込んでいてコクがあり美味しかったです。

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カウスリップも初めて食べました。鮮やかな緑色とかすかなほろ苦さが食欲をそそり、食材として普通に美味しかったです。味付けはオイスターソース、中華料理感覚でいただきました。

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もちろん定番料理も美味しいです。個人的にはタイカレーといえばグリーンカレー。スパイスの香りも上品な一品でした。

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クルア・アプソーン(2)

こちらはドゥシット地区サムセン通りにあるお店。ワット・ラチャティワットを見た帰りに寄りました。何か珍しいものはないかなとメニューを見ていたら、「臭豆腐の揚げ物」が目に入りました。

臭豆腐は中華圏では一般的な食材ですが、これまで食べたことがありませんでした。名前からしてとんでもなく臭いがきついイメージがあって避けていたのですが、そろそろ挑戦してみようと決断。

テーブルに運ばれてきた料理に恐る恐る鼻を近づけてみると、、、あれ?臭くない?こんどはよーーくにおってみます。やっぱり変な臭いはない。揚げてあるからむしろ香ばしくて美味しそうな匂いしかしない。もちろん食べても美味しい。なんだか拍子抜け。。

あとで調べたら臭豆腐って納豆と同じくらいの臭いなんだそうです。もはや納豆に嫌な臭いは感じないので、たぶん似た系統の臭豆腐にも違和感なかったのかなと。よく考えたら自分、ナンプラーとかドリアンとかパクチーも、嫌な臭いだとは思わなくなっています。スーパーに行ったらいつもわざわざドリアンコーナーに近づいて臭いを感じ、「よしよしこれこれ」と思っているし。

一緒に食べたカニ玉風オムレツは相変わらずカニの身たっぷりで濃厚な食べごたえ。トムヤムクンは海老ミソが効いていてとても美味しかったです。

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ノンリムクローン

世の中にはいろいろな名店がありますが、その外観からは想像もつかないような美食を提供するお店もあるわけです。

バンコクのBTSエカマイ駅を降りてエカマイロードを2kmほど北に行ったところ、小さな運河に軒を張り出して営業する「ノンリムクローン」もそんなお店のひとつ。

新鮮プリプリのカニの身がこれでもかというくらいどっさり入ったとろとろオムレツ(340バーツ/1200円)が一番の人気メニューです。

丼一杯はあろうかというボリュームは、一人で食べるには苦しいくらい。カニをお腹いっぱい食べたいという欲望は確実に満たされます。

注文前、料理のボリューム感がわからなかったので、トムヤムクン(200バーツ/700円)もオーダー。しかしこれがまた大きい器でした。

エビもイカも本当に新鮮で美味しかったのですが、なにしろオムレツですでにお腹いっぱいです。さすがに食べきるのは苦しかった。

スープはあまりクリーミーではなく、クリアーに近い、キリッとシャープな味。よくあるトムヤムスープのB級感丸出しの味とは異なり、どこか上品さが感じられました。でもけっこう辛かったな。

驚いたのはキノコ(ふくろだけ)がとても美味しかったこと。きっとすごく新鮮なんでしょうね。小粒のキノコは十文字に包丁を入れるなど丁寧な仕事ぶりも見て取れました。

あ、運河と言いましたが、実際には写真のとおりどう見てもドブ川です。10分に1回、汚い排水がドボドボ流れ込んできます。でも臭いはミニマム。視野を狭く保ちひたすら料理に集中没頭するのが吉。(注:お店すでに移転しました)

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