A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

タイのミシュラン一つ星食堂『ジェイ・ファイ』

「ジェイ・ファイ (Map)」は、新鮮なカニやエビを使ったシーフード料理が人気のバンコクのローカル食堂。素材の良さを最大限に活かす調理法で作られたベーシックなタイ料理がおいしいお店です。中でも、新鮮なカニ身がたっぷり詰まったオムレツ「カイチアオ・プー」は、海外からの旅行者にも大人気の看板メニューとなっています。ストリートフードでありながら、2018年から連続でミシュラン1つ星を獲得し話題になっている大人気のレストランです。(タイ国政府観光庁HPより)

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自分がバンコクに赴いたのは2018年の中頃。お店の噂は早々に耳に入り、一度食べてみたいと考えていましたが、やはりミシュランの影響でしょう、なかなか実現せず。

いつ行ってもテーブルに座るチャンスがなく (4時間待ち、5時間待ちなんて言われたらもう諦めるしか)、その度、隣のティップサマイ (Map) でパッタイを食べて帰るのでした。

いや、ティップサマイだって相当の人気店です。常に行列が出来ていましたから。それでも待って30~40分でしたし、パッタイは美味しかったし、いつも満足でした (⇒コチラ)。

次の写真は2019年7月、何度目かのトライの時でした。残念ながらまたも入れず。入口には新たに張り紙がつけられていました。

曰く、メール予約推奨、しかしまだ7月なのにすでに9月末まで予約いっぱいとのこと。なんてこったい。。

これはもう会社のスタッフに助けてもらおうと、翌日、事情を説明すると、「カニオムレツが1000バーツ (3500円/当時の値段とレート) でしょ?自分なら行こうとは思いませんね」と冷めた返事が。

まあそれはそうなんですよね。カニオムレツはもともと安い料理ではないものの、1000バーツは高級店とくらべてもだいぶ高い。お店の格を考えたらありえない値段です。

結局、そのまま無理に予約を頼むのはあきらめ、なんとなく自分の熱量もしぼんでしまいました。その後は2020年から新型コロナ禍になり、完全にタイミングを逸しました。

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こんなことを思い出したのは、SNSにタイのローカルニュースが流れてきたからです。ジェイ・ファイで起きたトラブルの話。

あるYouTuberがお店を訪問しカニオムレツを食べたところ、メニュー表示価格の1500バーツ (7000円/現在のレート) ではなく、4000バーツ (18500円) 請求されたとのこと。

お店側の説明は「グレードアップした」とのことでしたが、YouTuberはそんなオーダーはしなかったそうです。

味は良かったけれど、事前に説明がなかったことには納得できないという、このYouTuberの投稿には、多くのコメントがつきました。

内容は賛否あって、食材の質とミシュランの星というステータスを考えれば妥当な金額であると言う人がいれば、奢ってくれるなら喜んで行くけれど自分では行かないと言う人も。

その後は、同じ料理をはるかに安い金額で提供するレストランの情報や、もっと安く自分で料理する方法などが、SNSで活発に投稿されたそうです。

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自分は結局、カニオムレツが食べたい時はクルア・アプソーンかノンリムクローンに行っていました。どちらもタイ人スタッフおすすめのお店。

2018年から2022年にかけて、どちらのお店も料理の値段は2、3割アップしましたが、それでも依然として満足度は高かったです。

クルアアプソーン (Map1, Map2)
カイチアオ・プー、100バーツ (350円/2018年当時の値段とレート)。リーズナブルですが、カニの身の量はそれなり。でも十分美味しかったですよ。

ジェイ・ファイはこれ10個分 (1000バーツ) でしたからね、普通のタイ人はやはりこちらを選ぶし、外国人にもこちらをおすすめするでしょう。(⇒過去記事)

ノンリムクローン (Map)
写真の一皿は、2018年 340バーツ、2022年 420バーツ。丸く固めないソフトオムレツは、絶品という言葉がふさわしい美味しさでした。こんなにカニの身を頬張って食べたのは、後にも先にもタイだけです。(⇒過去記事)

もしまたタイに行くことがあれば、今度こそジェイ・ファイに行こうと考えるだろうか。うーん、、、どうだろう。。。でもシェフのジェイ・ファイ (ほくろおばさん) ももう81歳だそうですから、ミシュランの味を味わうならきっと今のうちですね。