中東も何ヶ国か住んでいましたが、代表としてヨルダンの首都アンマンのスーク (市場) をご紹介します。でももう20年前なんですよね。今はもっと発展して、こういった昔ながらの風景は少なくなっているかもしれません。あるいは見た目はこのままで、規模がもっと拡大しているかも。
■スーク・アルスッカル (Map)
アンマンのダウンタウン、フセインモスクの近くにある生鮮食品のスーク。アラビア語でスッカルは砂糖なので、英語で言えばシュガーマーケットかな。いつ行っても野菜・果物・肉類と十分な物がそろっていました。とはいっても自分は主に Safeway などのスーパーマーケットで普段の買い物は済ませていましたが。
■青空市場・蚤の市
これもダウンタウン。正確な場所は忘れました。当時はこの空き地を利用して週末に蚤の市が開かれていました。Googleマップを見るとアンマンもだいぶ建物が過密になっているので、さすがにここはもうないかな。
■バードスーク
ダウンタウンの大通りの1本裏手にあった通りが自然発生的にスークになったようです。ヨルダン人は鳥が大好き。バードショップもあちこちあります。ハト・ブンチョウ・カナリアなど、いろんな鳥が活発に売り買いされていました。
■金物スーク
これもフセインモスク近くのスーク街だったと思います。アルミ缶が100本くらいたまったので、買い取ってくれるという情報を聞きつけ行ってきました。数百円にはなったと記憶しています。
■ゴールドスーク
フセインモスク (Map) の周辺は当時 (たぶん今も) スークや商業店舗の密集エリアで、そこには金 (ゴールド) を扱うお店もたくさんありました。ヨルダン人は銀行に預金するよりもそのお金で金を買っておくという人が多かったです。今となっては大正解でしたね。
■シープマーケット
年に2回あるイード (ラマダン明けと巡礼月の犠牲祭) の前は、アンマンの町外れの空き地が即席のシープマーケットになりました。ヨルダン各地からこれらが集まるそうです。自分は羊たちを可愛いなあと思いながら写真を撮っていましたが、よく考えたらみんなこの後食べられてしまうんですよね。冷静になるとちょっと物悲しい光景でした。