A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

pH10.3!美肌温泉「なんぶの湯」(おまけで世界の温泉も)

山梨県巨摩郡南部町にある「なんぶの湯」は、富士川の東側に位置する天然温泉です。糸魚川~静岡構造線の地下1500メートルから湧き出る源泉は、pH10.3という日本でも有数の高濃度アルカリ温泉で、美肌の湯としても名高い温泉です。

入館料は大人 (中学生以上) 980円。実はこれ、南部町外の人の料金で、町民は常時690円。他にも山梨と静岡在住者は日によって (毎月1回) 市区町の特別料金 (600円) があり、自分も清水区の日に訪問し、そちらを適用してもらいました。

温泉は室内の明るく広々したお湯に浸かってから、外の露天風呂にも入りました。青空を眺めながらのお風呂は気分爽快でした。あとは寝湯で腰にジャグジーを当てマッサージ効果も。固まっていた身体もずいぶんほぐれました。(※お風呂の写真はなんぶの湯HPから)

お風呂の後は食事。しっかりお茶の香りがする茶そば (700円) が美味しかったです。この手の施設にしてはそれほど割高ではないなと。周りのテーブルでは信玄鶏の唐揚げや富士桜ポークのカツカレーを食べている人が多かったです。どれも美味しそうでした。

くつろぐスペースはいろいろなタイプがありました。ごろんと寝転がれるのがありがたい。漫画がたくさんあるのも高ポイント。自分は読めていなかったチェンソーマンの5巻を見つけたので、喜々として読了。レゼ編の前半をやっと読めました。

我が家からは車で小一時間。今までこのあたりの温泉には来たことがありませんでしたが、あらためて、こんな近くにこんないい場所があったんだなと思いました。次に帰国したらぜひまた行きたいです。

* * *

おまけで、これまで行った海外の温泉・サウナをいくつか。

マイーン温泉@ヨルダン (⇒コチラ)
アンマンから約60km南下した谷間にある温泉保養地。気温40度、お湯はさらに熱々。せっかく来たので入りましたが、さすがに長風呂はできませんでした。

バハレーヤ温泉@エジプト (⇒コチラ)
カイロの南西約300kmにあるバハレーヤオアシスは、温泉が出るため昔から保養地として知られた場所です。入るのを一瞬ためらうほど真っ赤な鉄泉でした。

薬草サウナ@バンコク (⇒コチラ)
ワット・カチョンシリというお寺の中にある薬草サウナ。タイ人と肩を並べて高温の蒸気に蒸されてきました。

ソドレの温水プール@エチオピア
エチオピアはソドレ、ウォンド・ゲンネット、アワシュなど各地に温泉が湧く場所があり、エチオピア人は昔から湯治に利用してきました。写真はソドレの温水プール (天然温泉)。女性もいましたが、水着の人はほぼおらず、普通の服や下着で、あるいはショーツのみで入る人がいて驚きました。