タシケントの6月と7月は日本よりだいぶ暑く、このままだとどこまで暑くなるんだろうと、ずいぶん悲嘆に暮れたものです。
しかし7月後半、一時帰国してタシケントに戻ったところ、「あれ?そこまで暑くない?」と思いました。湿度が高かった分、むしろ日本の方が体感は暑かったかも。
その後、8月はたしかに暑かったものの、一時帰国前のあの肌を焼くような強い日差しはもうありませんでした。
そして9月も半ばを過ぎると、最低気温は15度を割り込むようになり、先週金曜日は最高気温も25度に達しませんでした。
こうなると朝の通勤時も、半袖シャツでは季節感がなく恥ずかしい限り。電車に乗り込む人々も、ジャケットや長袖シャツばかりです。さすがに自分もジャケットを着ました。
ウズベキスタンの前任地、タイとインドネシアでは、年がら年中半袖シャツだったため、ジャケットを着て通勤なんてずいぶん久しぶりのことです。
こうなると、意外に早く秋が来て、そしてあっという間に冬になってしまうのではないかと、不安が募ります。何しろ今まで赴任した国で一番寒いのは確実ですから。
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今まで住んだ国の寒さのことを考えていたら、トンガのことを思い出したので、当時の過去記事を再録します。ブログ引っ越しの際に小ネタすぎて削除したもの。
トンガはモモコ
8月の南半球は冬。トンガは暑くなったり涼しくなったり不安定な日が続いています。涼しい日 (気温20度くらいの日) はビルの空調が効きすぎて、トンガ人スタッフは仕事中もずっとコートを着ているなんてことも。
そんなある日のこと、少し肩を震わせながらトンガ語で「モコモコ」とローカルスタッフに話しかけてみました。
すると、「モコモコ (涼しい/Cool) じゃない、モモコ (寒い/Cold) だよ」という返答が。寒さに弱いトンガ人には、かなりこたえているようです。
それにしても、モモコ (momoko)、モコモコ (mokomoko)・・・、なんでしょう、この暖かそうな語感は・・・。やはりトンガ語はかわいい。