10日ほど前から、富士山頂に白い雪が見られるようになりました。今年の冠雪は平年より3週間遅いそうです。

今年の夏の暑さは記憶にこびりついていますが、そう言えばなんだか秋を感じないまま来てしまったような。その上でここ数日、グッと寒くなってきました。
子供の頃は、10月ってもっと秋らしい気候でした。天高く馬肥ゆる秋、秋晴れ、秋高し、実りの秋、秋は夕暮れ、そんな慣用句がまさに当てはまるような。
日本の秋ってどんなんでしたっけ。2000年以降、10月から11月にかけて日本にいたことが少ないので (2022, 2017, 2009, 2006, 2002年の5回)、もうすっかり忘れています。
このところ、クロスカブで走りながら浴びる風が急に冷たくなりました。太陽が出ていても寒い。メッシュのグローブのままだと手先がどんどん冷えてきます。
そろそろクロスカブの冬支度を考えなければ。こういう時、スーパーカブのレッグシールドが懐かしいです。スーパーカブ50は本当にぜんぜん脚が寒くなかった。
クロスカブにもレッグシールドをつけようかな。スーパーカブの純正品がほぼそのまま付くそう。でもけっこう値段もするし、うーん、悩む。。。
とりあえずハンドルカバーかなあ。ダッサいですけどね。昔の自分なら考えられなかったですが、今は実用思考になっているので、かなりの誘惑が。
それかグリップヒーター。巻き付け式なら値段もお手頃だし。グリップヒーター+ナックルガードもカッコいいですね。冬のカスタム、ちゃんと考えよう。

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これまで住んだ国 (都市) の、今週 (11/03~11/10) の天気予報のスクショを載せます。暖かいというかむしろ暑い国ばかりなのがわかってもらえると思います。
11月の温度感、1年の季節感は、ウズベキスタンで初めて日本と感覚が合いました。しっかり冬服を持って赴任したのもウズベキスタンが初めてでした。
■中東・アフリカ
住んだ国:カタール、サウジアラビア、エジプト、ヨルダン、エチオピア。ヨルダンのアンマンはまだ少し涼しかったです。冬には雪も降りました。とは言っても1年の大半は半袖暮らしでしたが。
エチオピアのアジスアベバは標高が2500mあり、気候は冷涼でした。ただしそこまで寒くはならなかったですね。





■大洋州
住んだ国:トンガ、フィジー。初めて南半球に住みました。日本とは季節が反対です。トンガはフィジーより緯度が南に高く、肌寒く感じる日もありました。8月は水シャワーがきつかったです。
フィジーは1年を通じてのほほんとした南国らしい気候でした。あまり季節感なし。夏もエアコンまではいらないけれど、扇風機はほしいくらいの気温。スバは今週も雨が多いです。「年間300日雨」と揶揄されていたとおり。


■東南アジア
住んだ国:インドネシア、タイ。みんなが想像するとおりの東南アジアらしい熱帯気候で、ジャカルタとバンコクは1年中半袖・短パン・ゴム草履で大丈夫。寒い日はなく、暑いかもしくは蒸し暑い日という感じ。冬は涼しい日も。ショッピングモールはエアコンが効きすぎて冷え冷えなので、上着がほしくなる時も。
バンコクでは、自分は満員電車で足の爪先を蹴られるのが嫌だったのと運動がてらいつもよく歩いていたので、外出の際はほぼ運動靴でした。あとはお寺巡りを趣味にしていたので、基本、長ズボンでした。酷暑期 (ソンクランの季節、4月頃) は、帽子ではぜんぜん太陽光を防げないので、日傘がおすすめ。


■中央アジア
住んだ国:ウズベキスタン。中央アジア5カ国で、一番生活しやすい国ではないでしょうか。季節感は日本と合っていましたが、夏はさらに暑く (40℃以上)、冬はさらに寒かったです (マイナス10℃以下)。夏のエアコン、冬のセントラルヒーティングは必須 (どのアパートも普通は完備されています)。
最高気温マイナス10℃が3日間続いた時は、日本から持っていった冬服が本当に役立ちました。薄手のダウンジャケットの上に厚手のダウンコートを羽織りましたが、それでもブルブルふるえながら歩きました。そんな日でも家の中はぬくぬく。

タシケントの2025年11月から2026年1月の長期天気予報を見てみたら、今年は暖冬っぽいです。最高気温がマイナスの日はなさそう。あの厳冬が懐かしくもありますが、住んでいる人にとっては暖かい方がいいですね。