7月7日は七夕。この日の晩はつい空を見上げてしまいますよね。自分は日本の家がド田舎にあるので、雲と月がなければ今でもきれいに星が見えます。
二十歳以降、7月7日に日本にいたのは4回しかありません (今年で5回目)。なので日本の七夕の夜空の星を眺めた回数はかなり少なめ。
海外にいた時は、やはり大洋州は星がきれいでした。インドネシアの場合、ジャカルタは都会すぎて夜も明るく、星はなかなか。その分、地方の離島は良かったです。
バンコクもタシケントも、ジャカルタと同じく都会すぎて、夜空に浮かぶ星の姿はごくわずかでした。まじまじと星を観察したことはなかったかなあ。
トンガ
トンガに住んでみての第一印象は「夜暗い」。首都でこんなに明かりが少ない国は初めてでした。ただしそれは、イコール星空がきれいだということ。家の軒先からながめる夜空は、それだけでちょっと感動ものでした。赴任早々、庭に出て星空を撮影。Lumix GF1+40mm/f1.7、絞り開放でシャッタースピードやフィルム感度をいろいろ変えて。フォトショでコントラストを上げるとまさに満天の星空でした。


フィジー①
フィジーの西の玄関口ナンディから高速艇で3時間15分、ヤサワ諸島の真ん中、ナビティ島にあるボタイラビーチ。青い海と白い砂浜。空は高く澄みわたり、明け方から日没まで様々な表情を見せてくれました。夜空の星もきれいだったな。夕暮れ時は、ちょっと涙が出そうになりました。


フィジー②
世界遺産があるレブカに行くため、手前の島、Leleuvia Island Resort に泊まりました。他にめぼしい選択肢はなかったのですが、予想外に良かったです。ファシリティーはコスト重視の若者向けでしたが (トイレ・シャワーは外、ロッジは相部屋が基本、ただしローシーズンだったのでロッジは1人で使えました)、海がきれいでご飯も美味しかったです。星空の美しさには息を呑みました。


インドネシア①
ジャカルタからマナドまで飛行機で3時間、マナドの空港からスラウェシ島北端まで車で1時間強、そこからボートで30分、バンカ島の Murex Dive Resort は遠かった。しかし遠くまで足を運んだ価値はありました。青く澄んだ海の色、まぶしい白砂、足の踏み場もないサンゴの群生、群れ泳ぐ魚たち、そして七夕の夜を彩る満天の星空 (7月7日に撮った写真です)。久しぶりに天の川を見ました。


インドネシア②
夜仕事を終えてオフィスを出ると、きれいな満月が浮かんでいました。10年ほど前、ジャカルタで見たスーパームーン。

ウズベキスタン①
2023年8月31日、タシケントの夜空に浮かぶスーパームーンを写真に収めたいと、ロシア正教会に行きました。あと1時間くらい待てばもっといい角度で撮れたはずですが、夜9時になり眠くなったのであえなくギブアップ。気温21度。少し湿った、ひんやりした空気が心地よい夜でした。


こちらは2024年10月17日のスーパームーン。夕方帰宅してご飯やら洗い物やらしていたら、気がつけばもう夜の8時。果たして月はどっちに出ているんだと、慌ててアパートの窓から外を眺めたら、雲ひとつない空の向こうに、きれいな満月がぽかりと浮かんでいました。

ウズベキスタン②
2024年5月、太陽フレアが活発になり、日本でも本州でオーロラが見えたといったニュースが駆け巡った時のこと。タシケントは青森県と同じくらいの緯度なので、ワクワクしながらカメラを持ってアミール・ティムール広場に夜空の観察に出かけました。しかし大都会タシケントは夜でも空が明るすぎて、オーロラどころか星もまるで見えませんでした。

