海外に赴任すると、毎回、1ヶ月くらいで一度ダウンしてしまいます。新しい国、新しい生活、新しい職場、新しい人間関係。当初は緊張感もあって、最初の立ち上げフェーズはなんとか乗り切るのですが、ちょうど1ヶ月くらい、少し慣れてきたあたりで、緊張の糸が切れるせいか、急にズシンと心身に疲れが出ます。
ウズベキスタンでも同様、それは突然やってきました。1ヶ月を何日か過ぎたある日の夜、なんだか悪寒がするなと思ったら、もうその夜は寝苦しくてろくに眠れず、翌朝は少し熱も出ていてベッドから動く気力がまったくわきませんでした。
一瞬、新型コロナかと心配にもなりましたが、嗅覚・味覚は変わらないし、たぶん普通の風邪症状だろうと、あまり不安にならないよう、薬を飲みつつひたすら横になっていました。ちなみに薬はタイで買ってあった「Tiffy」。よく効く風邪薬です。
翌日はだいぶ楽になりましたが、まだふらつきがあり出歩くのはきつく、家でメール仕事をこなしながら、安静にしていました。この日の夜はもうだいぶスッキリしていて、明日はもう出歩けるなと、安心しながら眠りにつきました。
そうして迎えた土曜日、回復食としてちゃんとしたものを食べたいと、ミラバッドバザールの向かいにある韓国レストランに行きました。このエリアは他にもいくつか韓国食材屋と韓国レストランがあって、いざという時のためにこうしたエリアに住んでいて本当に良かったなと、あらためて思ったのでした。
「ソダム (Sodam)」というお店。ミニマーケット併設です。
韓国レストランの何がいいかと言えば、やはりこの前菜 (無料)。ビタミンと食物繊維を十分摂取できました。病み上がりゆえ、本当はこれに白いご飯だけでもいいのですが・・・。
メインはイカの炒めものがのったご飯 (95,000スム=1100円)。白いご飯はウズベキスタンに来て初めていただきました。しみじみ美味しかったです。普段ウズベキスタン料理を一食60,000スム (700円) くらいで食べている自分の基準では少しお高めですが、前菜を考えたら充分お釣りが来る値段だなと思いました。
帰り際、ミニマートの方を除いたら、冷蔵庫にキムチの1kgくらいのパックがたくさん並んでいたので、家でご飯を炊けるようになったらまた買いに来ようと思いました。前菜で食べたキムチが、辛さほどほどで酸っぱさが際立つ、とても美味しいものだったので。
同じ並びにもう1軒韓国レストランが。まだGoogleマップにも載っていないので新しいお店かと思います。「チャムチ (Tuna)」というのかな。こんどのぞいてみよう。