ワット・マンコンに行ったついでに、久しぶりに「バミージャップガン」でラーメンをいただきました。あいかわらず麺が多い。ただ、値段は10バーツ上がっていました。チャーシューワンタン麺が50バーツから60バーツ/210円に。単純に物価上昇もあるし、コロナでお客が減った影響もあるのでしょう。
といっても、他のお店にくらべたらだいぶお客は多い方です。店員もひたすらラーメンを作り続けていました。それはもう、ハンバーガー屋かと思うくらい (油紙に包まれたもの=テイクアウト用)。※バミージャップガン過去記事:2018年、2019年、2020年
このスープ、変わりませんね。少し甘みがあってトロッとしていて。たぶんもともとはクリアーな醤油スープだと思いますが、ちゃんと湯切りしていない麺が山盛りで入るため、麺のぬめりがいい具合にスープにトロミと独特の甘味をつけているように思います。
もうこうなると、「これはこれで」の世界。最初はこのスープにやや否定的な思いもありましたが、いつの間にか、これがこのお店の味なんだなと思うようになりました。チャーシューがあいかわらずモチモチで美味しいし、この値段でお腹いっぱいになるんだから、もう何ら文句を言ってはいけません。
ラーメンを完食し、少しヤワラーをウロウロして、そして再びお店を訪問。麺の量が多いといつも言っていますが、どれくらい他店 (の標準量) と違うのか、ひとつテイクアウトしてあらためて見てみようと、そう思ったわけです。麺だけ見たいので、チャーシュー麺汁なしを (40バーツが50バーツ/175円に値上がり)。
トンローの「バミーコンセリー」でテイクアウトしたラーメン (60バーツ) を、同じお皿に盛り付けました。結果、目測で3倍くらい差があるなと。バミージャップガン、やっぱり大盛りでした。
【←ジャップガン vs. コンセリー→】
ちなみに、バミーコンセリーで待っている間、麺を茹でる動作を見ていました。まず15秒ほど茹で、水にさらしてぬめりを取り、さらに1分ほど茹でて完成。極細麺ですからあっという間です。約20分後、帰宅していただいたら、麺はプチプチと歯切れのよい食感を保っていました。
正直、バミージャップガンは汁ありは美味しいと思うのですが、汁なしはちょっと塩気が弱くて脂の味が目立つため、後半は食べ飽きてしまいます。麺の量が多くてありがたいんですけどね。味だけで言ったらバミーコンセリーに軍配。
あ、バミーコンセリーはカオパット (炒飯 60バーツ) も美味しいです。お米の粒が立っていて、しっかり噛みしめていただく美味しさがあります。